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大学入試結果から見る高校評(松本深志)

2019/6/11

毎年購入している
「大学入試全記録」

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今年の2019年度版が
本日届きました。
「大学進学実績だけで、
 高校の価値が決まるわけではない」
ですが、一方で
「数字」は真実を語る面もあります。
そんな「数字」から、
各高校の「いま」を
推測しようと思います。
今日は、我が母校「松本深志」です。
一言でいえば、今の深志は
「理高文低」ということが
言えるのではないかと思います。
・東大合格者が全員理系
・京大合格者の半分以上が理系
・医学部合格、県下トップの22名
・東工大に県下トップ3名の合格
・東京理科大に県下トップの48名合格
などなど、
理系大学、学部の合格者が目立ちます。
数学や理科を苦手にしている子が多い昨今で、
理系への進学実績を上げている、
というのは名門「松本深志」の面目躍如
といったところではないでしょうか。
数学は教える先生によって、
生徒の出来に差が出る面があると思います。
そういう意味では、現在の深志の
数学教師陣は強力なのではないでしょうか。
しかも、理科大の合格者数が10年前と比べて
3倍になっています。
「理科大出身のカリスマ教師」
でもいるんじゃないか、と変な
想像を膨らませています
(今度卒業生に聞いてみよう)。
「理系に進みたい」
「医学部に進みたい」
という生徒にとって、今の深志は
魅力的な高校になると思います。
その他でも
「難関大合格者 10年で伸びたベスト500校」
の私立大編で関東・甲信越地区の
49位にランクされていました。
「難関私立大」を目指す生徒にとっても、
深志はいいのではないかと思います。
課題を挙げるとすると、
・難関大学の現役合格者が少ない
・国公立大学の合格実績は、
 長野高校と比べてかなり劣る
という点だと思います。
「現役合格」「国公立合格」は
今の大学入試における
「高校の真の実力」を表すバロメーター
とも言えます。
その部分では、残念ながら長野高校の
後塵を拝していると言わざるを得ません。
現役生のみなさんには
「私立狙い」で最初から科目を絞るのではなく、
幅広い教養を身につける意味でも
「国公立現役合格」に果敢に挑むマインドで
あってほしいと、
一OBとして思います。
以上です。
他にも気になる結果があったので、
順次上げようと思います。
今考えているのは
「進化が続く県ヶ丘」
「蟻ヶ崎の現在地」
「美須々と豊科。実績が上なのは?」
「私立高校の序列に異変?
 中信地区私立高校の進学実績」
などです。

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