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進化が続く県ヶ丘

2019/6/12

大学入試結果から見る高校評。
今日は「県ヶ丘」です。
今の県ヶ丘は、
大学入試結果を見る限り
「躍進」が続いていると思います。
・京都大学(法)に合格者(既卒)を輩出
・北大2名、筑波大2名、名古屋大1名
 
 大阪大1名、神戸大1名など、
 国立大学の合格者も多数
・信州大学に県下トップタイの51名の合格者
 (同数の高校は深志、屋代)
などなど、素晴らしい合格実績です。
県ヶ丘のいいところは
「国公立大学の現役合格者の比率が高い」
ところだと思います。
国立大学で比較した場合、
深志:現役111名、既卒86名
(現役占有率56.3%)
に対し、
県ヶ丘:現役77名、既卒24名
(現役占有率76.2%)
と、深志を20%近く上回っています。
信州大学合格者のうち、46名が、
千葉大、富山大、山梨大の合格者全員が
現役で合格しています。
昨日、今の大学入試のトレンドは
「現役で、国公立大学に合格」
と言いましたが、
県ヶ丘はまさにそのトレンドに乗っている
ということが言えると思います。
県ヶ丘の躍進は今後も続くと
見ています。
再来年には「探究科一期生」が
卒業していきます。
探究科には優秀な人材がそろっていると
思うので、さらなる上積みが期待できる
と思います。
探究科ができた時に
「信州大学の医学部合格者を出す」
というのが目標という話を聞き、
(あがたから、信大医学部~?w)
などと心の中で思いましたが
(県ヶ丘の関係者の皆様、スイマセン…)、
今の勢いを見る限り、
早ければ2年後にはその目標を達成
できるのではないかと思っています。
「高校入試段階で前期試験を実施して
優秀な人材を確保し、
高校入学後も鍛えて伸ばし、
国公立大学に現役で合格させる」
県ヶ丘の強さは
入り口から出口まで一貫している
大学入試戦略にあるような気がしています。
課題を挙げると
・私立大学の実績がやや弱い
・医療系の学部の現役合格が少ない
という点になります。
早稲田5名、慶應3名、上智1名、東京理科2名は
ちょっと物足りない感じです。
ここが2桁に乗ってくる大学が出てくると、
さらに盤石な気がします。
医療系の学部の進学が弱い点から、
県ヶ丘は深志とは逆に
「文高理低」の気がします。
この傾向を踏まえて、2年前から
「探究科」を新設したのだと思います。
この辺りの戦略も抜け目なし、です。
探究科によって、進路結果が
どう変わってくるのか。
今から2年後が本当に楽しみです。
県ヶ丘は、
「県内で最も在校生を伸ばしてくれる高校」
と言っていいと思います。
そりゃ、人気出るわ。

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