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2019/7/3

チラシの影響でしょうか、
最近中3生の体験授業が多いです。
その中で気になったのが、
「勉強すべきポイントがずれている子が多い」
ということです。
例えば、
「数学の証明ができていないので、
 証明を練習したい」
というケースです。
確かに証明は配点も大きく、
ほぼ毎回のようにテストに出るので、
証明ができるようになれば有利です。
ですが、証明問題がきちんとできるように
なるにはかなりの時間がかかります。
また、実際問題として
証明問題が解ける生徒はあまりいません。
受験は「他の生徒との競争」
ということを考えた場合、
証明で差がつくのは最上位の高校、
深志、県ヶ丘を狙っている生徒に
限定されると思います。
むしろ差が付きやすいのは、
基本的な「計算」であることが多く、
まずはこうした「基本」をしっかり押さえる
ことが大事になってきます。
中3のテストは範囲が広く、
難易度が高いため、
応用問題の対策に目がいきがちです。
ただ確認してみると
実際にはその前段階の基本的な知識が
身についていない
ということが往々にしてあります。
3年生にとって大事なのは
「やるべきことを絞り込む」
ということです。
「範囲が広いから」
「応用問題が出るから」
と、あれもこれも手をつけて
結局何も身につかない、というのが
一番まずいやり方です。
一度にできることは限られています。
まずは基本的なところを繰り返し練習し、
確実にできるようにしていく。
そうした地道な積み重ねが
後半の伸びにつながると思います。

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