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授業進度はあわせてほしい

2019/9/25

テスト範囲が出ると、
各学校の授業の進み具合がよくわかります。
順調に進んでいる学校もあれば
遅れている学校、
中には「おいおい…」と思われる学校
など様々です。
塾に来ている生徒の学校が限定されるので
一概には言えませんが、大まかな傾向としては
・松本市内の中学…ほぼ計画通りの進度
・安曇野市内の中学…遅れがち
と言えるように思います。
松本市内の中学は、どの教科も
だいたい計画通りに進めている印象です。
なので、例えば
「中3になってまだ中2の内容をやっている」
ということはあまりないように思います。
逆に安曇野市の中学は
かなり学校間の差が出ます。
きっちり進めている学校もあれば、
明らかに遅い学校もあります。
※北に行くほどきちんとしている気が…
例えば、今回の2学期中間テスト。
中2数学で比べてみると、
一次関数がテスト範囲に入る学校が多い中、
ある学校は連立方程式まで。
この学校の生徒は残り2回のテストで
・一次関数
・図形(証明、角度など)
・確率
という分野をこなさなくては
ならなくなりました。
苦手にする子が多い単元ですが、
時間的にかなり厳しいので、
けっこう速く進めることに
なると思います。
また、確率はほぼ中2のテストでは
出ないことになると思います。
この「しわ寄せ」は
中3になって一気に来ます。
1・2年の遅れはそのまま
3年での遅れとなっていきます。
その結果、ある学校では終わっている内容が
別の学校ではまだ習っていない、
なんてことも起きてきます。
そうすると、模試などを受けた時に
「知っているから解ける」人と
「知らないから解けない」人が出てきます。
このあたりは単に知っているか知らないか
だけの差になるので、
「通う学校」によって差がついてしまう
ということが起きてしまいます。
結局この差は「入試」まで縮まらない恐れがあるので、
進度が遅い学校は「自力で」なんとかする
必要があります。
確かに数学や理科といった、理解に時間がかかる教科は
なかなか計画通りには進められないかもしれません。
また、正直「ちょっと勉強する内容が多すぎるな…」
という気がしないでもありません。
ですが、すでにやるべき内容が決められている以上、
ある程度授業の進度はそろえてほしいな、
というのが個人的な感想です。
通う学校によって差がついてしまう状況がある、
というのはちょっと問題な気がします。
頑張っている生徒の努力が報われるような
環境を整えてほしいな、と思います。

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