全国学力・学習状況調査ランキング
2019/10/15
塾の専門誌「塾と教育」10月号に
「全国学力・学習状況調査ランキング(小6)」
というものが掲載されていました。
2007年から2019年の
各都道府県の順位を表にしたものです。
気になる長野県の順位変動はこちら。
だいたい10番台の後半で推移していたのですが、
2017年以降、20番台の中盤まで
順位が下がっています。
「2017年に何かあったかな?」
と思って色々考えたのですが、
思い当たるのは
「夏休みが伸びた」ということです。
他の期間の休みが減ったわけではないので、
「学校に行く時間が減った」
とも言いかえられると思います。
この結果を見る限りでは、
長野県の学校の先生方は
「生徒の学力を低下させないための下支え」
を担っていると思います。
また、別の言い方をすれば、
「勉強面においては、
休みをうまく利用できていない」
ということも言えるのではないかと思います。
だから「塾に来てね」というのは安直すぎますが、
少なくとも「家庭学習の質」はあまり
よくないのではないか、という気がしています。
こちらの特集記事の中には
「朝食」「睡眠時間」「教師の承認」「計画学習」
と学力との間に相関関係がある
という報告もありました。
「朝食」「睡眠時間」「計画学習」というのは
家庭で対策できることだと思います。
この結果から、
「家庭での過ごし方」を改善していければ
学力を伸ばす余地はまだまだあるのではないか、
という気がしました。