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目標設定の難しさ

2019/10/24

最近読んでいる本に
「目標は『スローガン』ではいけない」
という一文がありました。
別の本にも
「目標は周りが立てるものではなく、
 本人の意思で立てさせなければならない」
と書かれていました。
「確かに」と思うのですが、
一方で「でもなぁ…」とも思います。
塾では毎回テストに向けて
「目標設定」をしています。
テスト1ヶ月前になったら、
「目標の点数」と
「そのためにどのように行動するか」
ということを記入してもらいます。
目標が立てるのが上手な生徒は
まず「長期目標」が明確です。
「どの高校に行きたい」というのが
決まっているので、
そのゴールから逆算して
「今の時点でどのくらいの点数を
 取らなければならないか?」
を考え、目標を設定できます。
今の時期になると、
3年生はだいたい志望校が
決まってきているので
他の学年の生徒と比べると
目標設定が上手です。
1・2年生でも志望校が明確な生徒は、
目標設定が上手な生徒が多いです。
次に、長期目標があいまいな生徒でも
目標を立てるのが上手な生徒もいます。
その場合は「客観的に」自分の実力を
把握できている生徒が多いです。
「前回の自分の点数はこのくらいだったから、
 次回はこのくらいを目標にしよう」
といった形で目標を設定することが出来ます。
ただ、こうして目標を立てることができる
生徒は全体の2割くらいです。
残りの生徒は
「何となく。『書け』と言われているから」
といった形で書いています。
1年生の場合は、まだまだ経験が浅いために、
自分の実力を把握できていない状況です。
また、志望校が決まっている生徒は
ほとんどいません。
なので、どうしてもぼんやりとした
目標になりがちです。
2年生になると、ある程度の経験も積んで、
また自分の力が「だいたいこのくらい」
というのが把握できるようになってきます。
なので、1年生と比べると
だいぶしっかりとした目標が書けるように
なってきます。
ただ、それでも「何となく」書いている
生徒もいます。
「ちょっとキツイけど、がんばれば達成できる」
くらいの目標を設定するといいよ、
というアドバイスはしますが、
「効果的に」目標を設定できている生徒は
なかなか増えていかない、
というのが印象です。
自分の中から
「ああなりたい」「こうしたい」という
意欲が出てくると、目標もうまく
設定できると思うのですが、
そうなるにはどうすればいいのか。
自発的な動きを待つのは大事ですが、
かといって手をこまねいていても
毎回ダラダラとやってしまい、
結果として、目標設定が
「作業」になってしまっているような
気もします。
「理想」をいかに「現実」に落とし込むか、
というのが難しいところです。

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