「直感」と「論理」
2019/11/13
生徒を指導していると
「男女の性別差」というものを感じます。
男の子と女の子で、
得意分野と苦手分野が分かれます。
女の子は「言語能力」に
優れている気がします。
漢字をきちんと覚えたり、
英単語、文法を習得したり、
語学系の科目(国・英)については
女の子の方が習得が早いです。
言語能力が高いので「論理的に」
組み立てるのは女の子の方が
得意な気がします。
一方、理数系の科目になると
伸び悩む子が多いです。
数学については、何度練習しても
計算間違えをしてみたり、
理科については、そもそも
何を表しているのかがよくわからない、
ということが多いです。
逆に男の子は理数系の
習得が早い気がします。
計算については、
とりあえず一度マスターしてしまえば、
ある程度ミスなく解けるようになります。
理科についても、「体験」として
理解している部分が多いので、
細かなところを説明する必要が
女の子と比べると少なくて済みます。
「直感的に」把握する力は
男の子の方が優れている気がします。
一方、語学の習得には
時間がかかる印象です。
漢字や英単語、文法といった
「コツコツ積み重ねる」という
努力が苦手。
昔で言う「ミミズのはいずったような字」
を書いていてもへっちゃらです。
「語彙」の習得ができないので
文章を読み、理解する力をつけるのは
女の子よりも時間がかかる気がします。
これはあくまでも一般的な話なので、
もちろん逆の場合もあります。
ただ、こうした傾向があるということは
指導する上で知っておいた方が
いいのかな、という気はします。