親の心子知らず
2019/11/26
「親の心子知らず」
保護者面談をしていると、
このことわざが本当によく
頭をよぎります。
子供たちには子供なりの理由が
あると思いますが、
大人の立場から聞いていると、
わがまま三昧。
一方、親の話を聞いていると、
自分が親世代の年齢なだけに、
「わかる…」
「子供たちは何もわかっていないな~」
という気持ちになります。
半分冗談、半分本気で、
「君たちね~、今はまだわがまま言ってもいいけど、
大人になったらちゃんと親孝行しなさいよ」
という話をしますが、
果たしてどれだけの生徒に響いているのか…。
一方、我が身を振り返ってみると、
自分が子供の時、きっと親は
こんな気持ちだったんだろうな、
と思い、大変申し訳ない気持ちになります…。
面談の後は、「親に優しくしよう!」と思います。
思うだけで、なかなか行動できないのは
生徒と変わらないかも知れませんが…。
ただ、親の前では反抗的な子供たちも、
塾の中ではみんな素直でいい子たちばかりです。
「今はわからなくても、
大人になればきっとわかる」
そう思いながら、先を見据えて
言葉をかけていきたいと思います。