雨が降れば傘をさす
2019/12/19
松下幸之助の言葉に
このようなものがあります。
「雨が降れば傘をさす。
それは天地自然の理に順応した姿で、
いわば万人の常識。ごく平凡なことです。
商売、経営に発展の秘訣があるとすれば、
それはその平凡なことをごく当たり前にやる
ということに尽きるのではないか
という気がするのです。」
何か迷ったり、うまくいかないことが続いた時、
この言葉がいつも浮かびます。
成功するには、
何か「特別なこと」をしなければならない。
「人と違うこと」をしなければならない。
そのように思いがちです。
ですが、少し足元を見つめ直せば、
結局日々の小さなことの積み重ね。
これが「必ず」成功をする
唯一の方法ではないかと思います。
イチローも言っています。
「小さいことを積み重ねることが、
とんでもないところへ行くただ一つの道」
入試が近くなってくると、
色々な情報が入ってきて、
心迷うことが多くなってきます。
不安な気持ちであればあるほど
「隣の芝生は青く」見えます。
我々塾業界は、そうした受験生の不安につけ込み、
過剰な宣伝で煽ってしまいがちです。
ですが、最終的には、
周りの喧騒に踊らされず、
毎日の小さなことを積み重ねた人が
結果を残していく。
私はそう信じています。