令和2年度長野県公立高校入試感想(英語)
2020/3/13
先日行われた
令和2年度長野県公立高校入試の
問題を解いた感想をUPしています。
※数学はこちら
今日は「英語」です。
今年はかなり難しかったと思います。
基本的な内容の問2でも
(2)では、ただ単語の変形をさせるのではなく、
「文の流れに応じた変形をさせる」
というあまりなじみのない出題がされました。
ここで面食らった受験生も多いのではないかと
思います。
英作文もちょっと書きにくく感じました。
問2Ⅱ(2)と問3(4)(b)は
難しいように思いました。
問3と問4は長文でしたが、
全体的に解きにくかったです。
問3は内容はそれほど難しくないように
思いましたが、設問が答えづらい
感じを受けました。
逆に問4は注釈がたくさんあり、
内容を理解するのが大変でした。
ただ、理解できれば設問自体は
答えやすかったように思います。
(2)はちょっと気づきにくいかもしれません。
(5)も問題をちゃんと読まないと
間違えるかも知れません。
いずれにしても、全体的にかなり
難しい内容だったと思います。
英語は、以前は簡単すぎて
特に上位層では差がつかない内容でしたが、
ここ2年で難易度が上がってきています。
数学とは逆の感じです。
昨年の平均点が「53.9点」でしたが、
今年はもっと下がって50点を切るのでは
ないかと思います。
今までは「ふたコブラクダ」のように
上位と下位で2つの山ができていたのですが、
上位層では点数がバラけて山ができず、
逆に下位層では10~20点台に集中するような
得点分布になるような気がします。
とにかく英語は「単語」「文法」を
地道に覚えていくしかありません。
さらに、上位校を目指す生徒は余裕があれば
「英検準2級」程度の単語まで
抑えておきたいところです。
というのも、問2で
「decrease」(減らす)という単語が
注釈なくしれっと出ていましたが、
教科書(ニューホライズン)には
載っていない単語でした。
自分の記憶では
高校で覚えた単語だったのですが、
こうした難しい単語も普通に出てきています。
「中1のうちから『単語』『文法』を
しっかりと覚えていく」
これがますます重要になってくると思います。