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令和2年度長野県公立高校入試感想(理科)

2020/3/14

先日行われた
令和2年度長野県公立高校入試の
問題を解いた感想をUPしています。
※数学はこちら
※英語はこちら
今日は「理科」です。
個人的には、去年と比べると
ちょっと解きにくい印象を受けました。
ただ、難易度はあまり変わらない気がするので
平均点はおそらく昨年並になると思います。
問1のⅡ、「手羽先」の問題には面食らいました。
(2)の問題はあまり見たことがないものでしたが、
どこかの学校の総合テストで同じような
出題がされていたので覚えていました。
総合テストの復習がしっかりできていた生徒は
答えられたと思います。
そういった意味では、
学校のテストの重要性を改めて感じさせる
出題でした。
あとは問4のⅡ(1)、
電力と仕事率の関係性を答えさせる問題は
いい問題だと思います。
同じ単位を使って表現するものが
どのようにつながっているのかを
考えさせる。
単元ごとに区切れてしまいがちな知識を
全体として捉られているか、という意味で
深い理解が問われていると思います。
最後に、今年の長野県の理科の問題は
よくできていたと思います。
幅広い分野からバランスよく出題されています。
また、そこまで難しい計算問題はないのですが、
「なぜそうなるのか?」という
本質的な理解ができていないと答えられない
問題が散りばめられています。
見たことがない問題でも、
「習ったことを活かしてその場で考えれば解ける」
問題も出題されています。
難易度もちょうどいいと思います。
ある程度実力がついた3年生は
まず今年の長野県の入試問題を解いてみると
非常に勉強になるかな、と思います。

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