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叱り方が難しい

2020/5/15

休校中の生徒には、毎週課題を出しています。
正直「あまりやらないかな…」
と思っていたのですが、
想像以上にみんなしっかりと
〆切を守ってやっています。
「みんな真面目でえらいなぁ…」
と最初のうちは思っていたのですが、
1ヶ月も経って慣れてくると、
「う~ん…」ということが増えてきました。
というのも、課題が終わったら
ノートの写メを撮って
毎回送ってもらっています。
それをチェックしているのですが、
「スペルミス」
「計算ミス」
「途中式を書かない」
生徒が目につくようになりました。
最初に目についた時には、
You Tubeを撮影して、
「丁寧にやるように」
「〇〇が間違えていた」
「このようにやってください」
と動画で話しかけていました。
ですが、それでもなかなか直らない。
同じことを繰り返している。
そうなった時に、同じように
「ちゃんとやれ」
という動画だけで、
果たして生徒に響くのか、
という部分で悩んでしまいます。
生徒の字の様子を見ていると、
ちょっと元気がない、というか、
イライラしているというか、
そんな状況も見られます。
分散登校が始まり、徐々に日常に戻りつつありますが、
それでもまだまだ制限されている日々です。
子どもたちも相当「不満」がたまっている
ように思います。
直接会って様子を見れば、
何となく生徒の状況もわかるので、
「今なら叱っても大丈夫だな」
「今日はちょっと元気なさそうだから止めておこう」
という判断ができます。
ただ、実際に会っていないと
そういう状況が読み取れないので、
一方的な叱責だけで終わってしまう気がします。
そうすると、結果子どもたちを
追い込むことになってしまうのではないか。
そうなることを心配しています。
Zoomなどで対面すれば、
ある程度は読み取れるかもしれませんが、
それでも「生徒の心理状態」を推察するのは
難しいように思います。
オンラインで対応しようとすればするほど、
「生徒指導」という意味においては、
「オフライン」での対応の方がいいような気がするな、
と感じています。

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