「閉店の案内」が…
2020/5/29
普段使っていたお店から、
「閉店の案内」が届きました。
正直、コロナ騒動前から
集客に苦戦している様子だったので、
「大丈夫かな…」と思っていましたが、
今回の非常事態宣言でトドメを刺された
形になったようです。
また、ランニングをしていて
最近気づいたのですが、
市内にあった「マンガ喫茶」も潰れていました。
近くを走った時に、
「あれ、この辺にあったはずだよな…」
と思ってよく見たら、
壁には「テナント募集」の貼り紙がありました。
「3密」になりやすい場所だけに、
客足が遠のいたのだろう、と思いました。
また、近くにある「カラオケボックス」も
かなり厳しい状況にある気がします。
非常事態宣言が解除され、
普段の生活は日常に戻りつつありますが、
自粛によりダメージを負った経済活動の影響が
じわじわと出てきているのを感じます。
我々の塾業界も例外ではありません。
うちの塾でも、
4月の売上は壊滅的でした。
5月は多少戻しましたが、
昨年と比べれば、低いままです。
4・5月は例年ですと
新しい生徒さんが入る大事な時期です。
ただ今年は休校していたので、
ほとんど入会はありませんでした。
この影響は、今後出てきます。
また、夏休みも短くなると思うので、
夏期講習の売上も減ることになるでしょう。
数字だけ見れば、絶望的な気持ちになります。
ただ、一方で意外に落ち着いている自分もいます。
というのも、休校期間中の自分の行動を振り返ってみると、
「悪くはない」という手応えのようなものを
感じているからだと思います。
もう少しうろたえたり、バタバタしたり、
何もできないのではないか、
という心配があったのですが、
自分が思っていたよりも、環境に順応できている
という感じがしています。
あくまで「私感」であり、「今のところ」ですが。
みんな同じ状況ですので、これから先は
「弱いところから潰れていく」
厳しい現実が待っていると思います。
果たしてうちの塾は強いのか、弱いのか。
真価が問われているように思います。