数学と理科も変わります
2020/7/15
「来年度から英語が難しくなる」
という話をしました。
その他に「数学」と「理科」でも
教科書の指導内容に変更がありました。
まず「数学」の変更点は以下の通りです。
中1…素因数分解、累積度数、累積相対度数、データに基づく確率
中2…箱ひげ図
中3…近似値、誤差、有効数字
主に「資料の活用」の分野で教える内容が増えました。
特に「箱ひげ図」は正直よくわからないので、
生徒と一緒に勉強しないといけないな、と思います。
あとは、中3で習っていた素因数分解が中1に、
中1で習っていた近似値、誤差、有効数字が中3に
それぞれ変更になりました。
次に「理科」の変更点は以下の通りです。
中1…動物(セキツイ動物など動物の分類)
中2…植物(細胞、光合成、維管束など)、放射線
中3…変更なし?
理科に関しては、「生物分野」での変更が
目立ちました。
中1…生き物の「分類」を学び、大まかにつかむ
↓
中2…生き物の「つくり」について、具体的に学ぶ
という流れになったみたいです。
学ぶ内容自体に大きな変更はなさそうです。
数学、理科ともに変更はありますが、
英語と比べると小幅な変更だと思います。
あと、教科書のサイズですが、
英語と理科は「A4サイズ」になりました。
今より大きくなっています。
ページ数はそれほど変わらないので、
重くなって持ち運びが大変だろうな…、
と思います。
国語と社会はあまり変更はなさそうです。
サイズも今と同じだったと思います。
ただ、社会(歴史?)の教科書に
「令和おじさん」が掲載されていて
時代を感じました。
いくつか変更はありますが、
いずれにしても、
「英語」の対応が一番大変になることは
間違いなさそうです。
新中1に関しては、
「1学期のうちにどれだけ
苦手意識を持たせないようにするか」
新中2、3に関しては
「移行措置による文法の漏れが
ないように注意する」
ことが指導する上で重要になると思います。