県ヶ丘の大学進学実績2020
2020/7/17
サンデー毎日の「大学入試全記録」の第2弾。
今日は「松本県ヶ丘」です。
※第1弾「松本深志と長野、大学進学実績比較2020」
はこちら
蟻ヶ崎と並んで中信地区の人気を2分する
県ヶ丘。
ここ数年は大学進学実績でも
目立った結果を残しています。
今年は以下の通りです。
【主な国公立大学】
東大…1
北海道…1
千葉…1
学芸大…6
東京外大…1
農工大…1
東京都立…7
横浜国立…2
新潟…5
富山…7
金沢…6
信大…48
名古屋…2
大阪…1
岡山…1
【難関私立大学】
青山学院…7
慶應…7
中央…10
東京理科…4
法政…16
明治…15
立教…11
早稲田…2
学習院…3
北里…5
同志社…7
立命館…33
関西…3
関西学院…2
今年はなんと言っても
東大の合格者(理科一類)が目立ちます。
昨年は京大、今年は東大。
来年は探究科の一期生が受験を迎えます。
「英語科」が「探究科」になったのは、
「信大医学部(医学科)」の合格者を出したい」
という学校側の意向だと聞いたことがあります。
今年はその悲願が達成されるのではないかと
密かに期待しています。
また、県ヶ丘は深志と比べると
「現役合格」の割合が高いようです。
国公立大学は72%、私立大学は51%が現役合格です
(深志は国公立58%、私立48%)。
首都圏での主流は「現役合格」になりつつあるので、
そうした意味でも時代の流れに乗っている気がします。
あえて課題を挙げるとすると、
「全体的な底上げ」だと思います。
トップ層の実績は目立ちますが、
全体的な実績は深志と比べるとまだまだという感じです
(深志の場合は「浪人が多い」という気もしますが…)。
「トップ層と中間層の差が大きい」
これが県ヶ丘の課題だと思います。
全体的な底上げがなされてきた時、
県ヶ丘の人気は不動のものになるのではないか
と思います。