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「前向きな心」を作るには

2020/9/9

今日は塾仲間の先生の間で実施している
zoomを使ったwebセミナーに参加しました。
全国の学習塾の先生のお話を聞けるのは
非常に勉強になります。
また、最初にそれぞれの塾の
近況報告があるのですが、
同じような悩みをおっしゃっていたので、
「どこの塾の先生も同じ悩みがあるんだな」
と、ちょっと励まされた気持ちになりました。
今日は「生徒のマインドセット」という
テーマについての話になりました。
「いかに生徒のマインド(脳)を
前向きな状態にしていくか」
という話でした。
その中で「目標設定の重要性」と
いう話になりました。
お話された先生曰く、
「脳は現実と空想の境目がない。
そのため、毎日理想の状態をイメージしていると、
脳が勝手に勘違いし、理想の状態に近づくように
自然と現実が変化していく」
とのことでした。
いわゆる「思考は現実化する」というものかな、
と思いながら、話を聞いていました。
「目標設定」。塾でもやっています。
特に中3生は、志望する高校がだんだんと
固まってきました。
目標とする高校が決まり、
それに向けてどのくらいの点数が
必要かがわかっている。
総合テストも終わったばかりなので、
自分の実際の立ち位置も把握できた。
目標と自分の現在地との差がわかったので、
あとはその差を埋めていくだけです。
ただ、この差を埋めていくための
「行動の変化」。
ここが難しいです。
「もう少し頑張れば、もっと伸びるのにな…」
と感じる生徒はたくさんいます。
でも実際は、
・勉強よりも目の前の「ラク」な方に流される
・ちょっとやって、すぐに結果が出ないと、
 簡単にあきらめてしまう
・そもそも「目標は立てたものの…」という感じで
 最初からあきらめムードの子がいる
これが現実です。
こうした生徒たちの
「心のリミッター」のようなものは
一体どのようにすれば外れるのか。
難しいなぁ、と思います。
ただ、1つ言えることは、
行動変容をもたらすには
結局のところ「習慣化」しかない。
そう思っています。
毎日の小さな積み重ね。
それを繰り返すことで、少しずつ
自分に対して自信を持てるようになる。
そして、続けることで結果が出るようになる。
結果が出ると嬉しくなって
更に努力できるようになる。
こうした好循環をいかに生み出していくか。
ここが一番難しいと思っています。

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