深志に受かった子の話⑤(最終回)
2020/10/22
色々なことがありましたが、
何とか無事に、
入試までたどり着くことが出来ました。
入試翌日、新聞に掲載されていた
入試問題を解いてみました。
「数学と理科が難しいな…」と感じました。
数学と理科を苦手にしていた生徒だったので、
「大丈夫かな…」とちょっと不安がよぎりましたが、
「まぁ、もう終わったし、結果は変わらないや」
と思い、結果発表の日を静かに待ちました。
そして、運命の合格発表の日。
朝からずっとそわそわしながら、
電話の子機を握りしめ、
教室の中をぐるぐるぐるぐる回っていました。
蟻ヶ崎を受験した生徒から、合格の電話連絡。
南農に受かった子が直接来て合格報告。
そして、次に電話が鳴りました。
彼からでした。
「合格しました」
「おおっ、おめでとう!ようこそ、我が母校へ!!」
このやり取りをするのをずっと夢見て
2年間頑張ってきました。
「あぁ、夢って現実になるんだなぁ」
と思った瞬間でした。
彼が合格できた理由。
①「英語」「社会」の文系教科が安定していたこと。
上位校に合格するには、文系科目の点数が
安定していることが必須です。
彼は英語と社会の点数がずっと安定していました。
英語は別の英語専門塾に通っていました。
社会は元々得意でした。
なので、実はうちの塾では
あまり大したことはしていません。
②よく勉強した
勉強量は多かったと思います。
以前述べたように夏期講習は朝から晩までいました。
朝、弁当を持って塾に来る。
↓
昼食を食べる
↓
夕方になると、ご家族(じいちゃん、ばあちゃん、お母さん)
が昼の弁当の回収と夜の弁当を届けに来る
↓
早めに夕飯を食べる
↓
21時まで勉強
中3の休みの日は、こんな生活をしていました。
ご家族も本当によく頑張られたと思います。
③あきらめなかった
紆余曲折、色々ありましたが、
本人が自分の意思を最後まで貫き通した。
これが一番大きかったと思います。
本当によく頑張ったと思います。
以上です。
最後に。
合格報告の後、入試の点数を聞き、
自分の点数と比べてみました。
他の教科は自分の方が上でしたが、
数学の点数で負けていました。
「成長したな~」
と思った瞬間でした。
生徒に負けるのは悔しいかな、と思いましたが、
「そう悪くないな」と思いました。
長々とありがとうございました。
今、まさに頑張っている受験生の
参考になれば幸いです。
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