「学力の差」は、どこで生じるか?
2024/10/3
「できる子」と「できない子」の差
最近生徒を指導していると、
「結局、学力の差というのは、「これ」で生じるんだな」
ということを感じます。
「学力の差」が生じる要因。
それは「学習量」です。
「できる子」の学習量は多く、「できない子」の学習量は少ない。
それだけです。
「親の学歴」でも「家庭の経済力」でも「学校の先生の教え方」でもありません。
結局は
「生徒(子ども)自身が、勉強しているか、していないか」
この点に尽きるのかな。
そう感じています。
「頑張っている」と言うが…
塾に来る生徒の中には
「がんばっているのに、中々結果が出ない」
と言って来る生徒もいます。
ですが、実際に勉強している様子を見ていると
「本当に、今まで頑張って勉強していたのかな?」
と感じることの方が多いです。
厳しい見方をすれば、
「鍛え方が足りない」
と感じる生徒がほとんどです。
逆に、成績がよい生徒の方が、たまにテストの結果が悪いと
「今回はあまり勉強できなかった」
という感想を漏らすことがあります。
ですが、その生徒の様子を見ていると、先の「頑張っているのに結果が出ない」という生徒よりも、全然努力をしている。
そういうことの方が多いです。
これは、生徒自身の「当たり前の基準」の差から生じるのかな、と思います。
できる生徒の基準は、自然と高い。
なので、少しサボったことが目立つ。
逆に、できない生徒の基準は低い。
なので、いつもよりもがんばったことを、特段強調してしまう。
ただ、実際にはそれほどやっていない。
そうした意識の違いが、「学力の差」となって表れているような気がします。
本気で学力を上げたいならば
「本気で学力を上げたい」
そう思うのであれば、まずは「勉強量をこなすこと」です。
サッカー元日本代表の、本田圭佑さんが
「量は質を凌駕する。まずは量をたくさんこなす。そうすれば、自然と質が上がっていく」
といった趣旨の言葉を述べられていました。
これも厳しい表現になりますが、
「できない人ほど、『やり方』にこだわっている」
ような気がしています。
「効率のよいやり方」探しに夢中になる。
「勉強方法」についての知識はたくさんあるのだけれど、実際に行動しているかといえば、していない。
これでは本末転倒です。
まずは「やる」。
何事においても、この姿勢が大事だと思います。
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