何事も「反復練習」が大事
2024/12/11
「証明」を勉強中
安曇野市の中2生は、現在数学で「図形の証明」をやっています。
「証明」は、数学の中でも苦手にする子が多い単元です。
生徒たちも悪戦苦闘しながら、問題と向き合っています。
「証明」のような、理解するのに時間がかかる内容は、一度説明を聞いたり、問題を解いたりしただけでは、身につくことはありません。
何度も繰り返し練習する「反復」が必要になってきます。
そのことを生徒たちには繰り返し伝えているのですが、
「なかなか生徒たちには伝わっていないな」
ということを感じています。
あきらめが早すぎる
特に気になるのが、ちょっと難しかったり、理解できない問題が出てくると
「もう無理」
「わからない」
と言って、すぐに投げ出してしまう生徒が多い、ということです。
これは、勉強が苦手な生徒もそうですが、今まである程度順調に来ていた生徒でも、そうした態度が見られます。
「証明のような難しい問題を、繰り返し練習して理解していく」
ところに、『勉強の面白さ』というものがあると思っているのですが、どうも生徒たちは、あきらめが早いように感じます。
今までは、
「あまり難しくない」
「一度聞けば、ある程度理解できる」
問題が多かったです。
そこそこの努力をしていれば、そこそこいい点数が取れていたかもしれません。
ですが、これから内容はどんどん難しくなっていきます。
3年生になれば、範囲が広がり、応用問題が中心となり、更に難易度が上がります。
そうした状況になった時に、今のような「甘い」姿勢では、たちまち成績は急降下していきます。
「疾風に勁草を知る」
「疾風に勁草を知る」
という言葉があります。
厳しい状況に追い込まれた時、初めてその人の本当の強さがわかる、という意味の言葉です。
生徒たちの今の様子では、まだまだナヨナヨしていて、来年受験生になった時が不安です。
ここから残り1年、厳しい状況に追い込まれた時にこそ、力を発揮できる。
そのように、2年生を成長させていかないといけないな。
そのように感じています。
そのためには
「繰り返し問題を解く」
ことです。
何事も「反復練習」によってのみ、習得することができる。
そうした実感を得られるように、2年生もガンガン鍛えていこうと思います。
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