「親の危機感」が子供を救う
2025/5/15
二組の家庭
二組の家庭がありました。
どちらも「分数の計算」に課題がある、中学生でした。
中学生で分数の計算ができない生徒は、
「小学校の算数」
に課題を抱えています。
塾で小学校の算数から復習できればいいのでしょうが、そんな時間もない。
なので、こうしたご家庭には
「小学校の算数の部分については、自宅で復習するようにしてください」
とアドバイスしています。
具体的に
「どのようなテキストを使えばいいか」
「どの部分をやればいいか」
までお伝えします。
対応が分かれる
一方の生徒は、少しずつ分数の計算ができるようになっていきました。
「おっ、成長しているな」
と感じられたので、
「だいぶ分数の計算もできるようになったね」
と言うと、
「面談の時に言われた問題集を買って、家で練習しています」
との回答。
親からも
「アドバイスしていただいた問題集を買って、家で練習しています」
との連絡。
「ああ、ちゃんとアドバイス通りに実行しているんだな」
と嬉しく感じられました。
もう一方の生徒。
なかなか計算が安定していきません。
特に分数の計算でどうしてもつまずく。
「家で分数の復習している?」
と生徒に聞いてみても
「う~ん…」
と曖昧な返事。
親と面談してみると
親:「なかなか点数が上がらないのですが、どうすればいいんでしょうね…」
私:「面談の際にご案内した問題集は試されましたか?」
親:「まだ買っていないんですよね…」
このような感じ。
それでいて
「どうすればいいんでしょうね?」
と愚痴をこぼす。
いや、「解決方法」は結構具体的に提示しているつもりなのですが…。
「危機感」の差
同じアドバイスをしても、「響く」人と「響かない」人がいます。
最初の方の生徒は、面談後、危機感を持ってすぐに親が問題集を買いに動きました。
そうした「親の危機感」によって、生徒は着実に成長していました。
一方、後の方の生徒は、こちらが危機感を持って必死に訴えても
「う~ん…」
という感じで、親が動かない。
その結果、生徒も変わっていない。
同じアドバイスをしても、受け取る親の反応によって、こうも結果が変わってしまうのだな。
「親の危機感」
によって、子供は救われもし、また変わらないままにもなる。
そのようなことを感じました。
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