「成功の秘訣」
2025/7/2
稲盛和夫の言葉
「どうしたら京セラやKDDIのように成功できるのですか」
稲盛和夫氏は多くの経営者から、このような質問を受けたそうです。
それに対して、稲盛氏は
「成功するための特別な方法はありません。あなたを中心に社員全員が誰よりも一所懸命働くようになれば、必ず成功できるのです」
といつも答えていたそうです。
質問する人は
「成功するためには、何か特別な秘訣というものがあるのではないか」
と思って質問をしている。
ただ、実際にはそのようなものはない。
「当たり前のことを、当たり前にやる」
それが大事なのだ、ということを、稲盛氏は言いたかったのだろうと思います。
「特別な方法」などない
生徒を指導していて、つくづく感じるのは、
「生徒の成績を、魔法のように伸ばす方法など、ない」
ということです。
これから夏休みがやってきます。
夏休みには、我々塾業界では
「夏期講習」
を行います。
たまに保護者様から
「夏期講習中には、何か特別なことをやるのですか」
という質問を受けます。
それに対する私の返事は
「特にやりません。普段やっていることを、そのまま講習中でもやります」
と答えます。
それで納得する保護者様もいれば、少しがっかりした様子の保護者様もいます。
「夏休み中に、何か特別なことをやれば、成績が飛躍的に向上する」
そう期待されている方もいらっしゃると思うのですが、
「普段と違うことをやったからといって、『成績が飛躍的に向上する』ことはない」
少なくとも、私はそう思っています。
ひたすら「問題演習」
当塾の夏期講習は、地味です。
一言で言えば、
「ひたすら問題を解き続ける」
これに尽きます。
基本は、普段使っている問題集や、学校で配られている問題集を使います。
受験生で、たくさん来られる生徒については、多少問題集を追加しますが、その問題集も、塾用に売っている教材です。
それを、各自の課題に合わせて、ただただ解き続ける。
それだけです。
成績は一朝一夕では上がりません。
地道な勉強を積み重ねていく中で、ある時、急に実力が向上する。
その「時」が訪れるまでは、ひたすら勉強を続ける。
それしかありません。
「耐える」経験を積む
受験というのは厳しいものです。
頑張ったからと言って、すぐに結果が出るわけではありません。
実際に当塾でも、夏期講習に必死に頑張った生徒が、夏休み明けの総合テストでボロボロの結果となる。
そうしたことは、度々起きていますし、むしろそれが普通です。
なので、特に受験生には、これから厳しい時間を過ごしてもらうことになります。
頑張っても頑張っても結果が出ない「無間地獄」のような日々です。
ただ、そうした
「耐える」
という経験は、これからの人生においても重要なのではないか。
そう思っています。
何事においても、一から十まで思い通りに物事が進む、などということはありません。
様々な紆余曲折を経て、そこでようやく成果を手にすることができる。
「成功を手にする」
ということは、きっとそういうことなのだろうと思います。
「成功の秘訣」はありません。
生徒たちには、この夏、
「地道な勉強」
から逃げずに立ち向かってほしい。
その経験が、これからの先の人生において必ず役に立つ。
そう信じています。
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