看脚下
2025/12/10
足元を見る
「看脚下」という言葉があります。
「足元を見なさい」という意味の禅語です。
最近、定期購読している雑誌を読んでいると、ふとこの言葉が目に入ってきました。
「一度、足元を見直しなさい」
と言われているような気がしました。
上を見るのも大事だが
受験生は三者面談を経て、いよいよ受験する高校が具体的に決まってきました。
ここから残り3ヶ月、
「いかに自分の実力を高めていくか」
が重要になります。
受験する高校が決まり、気持ちが高ぶっているからでしょうか。
多くの受験生が過去問などの
「難しい問題」
「応用問題」
に取り組もうとする姿を目にします。
その姿勢は素晴らしいのですが、その一方で、
「ちょっと危ういな…」
というものも感じています。
というのも、
「上ばかりを見て、自分の足元を見るのを忘れてはいないか」
と感じるからです。
急激な成長は、ない
多くの受験生が勘違いしがちなのが、
「受験する高校を決めただけで、すでに受かった気持ちになっている」
ということです。
厳しい言い方をすると
「実力がない」
生徒ほど、そうなります。
そして、こうした生徒は
「一発逆転」
とばかりに、難しい問題に手を出していきます。
「難しい問題が解けるようになれば、一気に実力が上がる」
と。
ですが、長年受験生を見てきて、そのような「一発逆転」のような取り組みでうまくいった生徒を見たことがありません。
厳しい状況にある生徒ほど、一度
「自分の、今の実力を客観的に捉える」
ということが大事になります。
まずは自分の足元を見つめる。
その上で、
「今の自分に何が足りないのか」
を分析し、足りない部分を1つ1つできるようにしていく。
それは、「過去問」のような難しい問題を解くことだけではなく、
・今まで解いてきたワーク
・今まで受けてきたテスト、模試
について、「どこを間違えたのか」「どのようにすればよかったのか」を1つ1つ検討していくことです。
残り時間が少なくなってきたこの時期であっても、やるべきことは変わらない。
そう思います。
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