「ChatGPT VS 人間」長野県公立高校入試問題を解いた結果
2026/3/24
人間 VS ChatGPT
今年の長野県公立高校入試問題を使って、ある検証をしてみました。
それは、
人間である自分と、ChatGPTに同じ入試問題を解かせて、点数を比較してみたのです。
結果は以下の通りです。
私:国語94/数学91/社会91/理科88/英語68 → 合計432点
ChatGPT:国語17/数学98/社会79/理科84/英語77 → 合計355点
※英語のリスニングは除いています。
4教科はトップレベルの実力
この結果を見てまず感じたのは、
「予想以上にAIは入試問題が解ける」
ということです。
特に、数学と英語はほぼ満点に近い結果だったのでビックリしました。
理科や社会についても、一定水準以上の得点を取っています。
少なくとも、この4教科については公立高校入試レベルであれば、
「トップレベルの力を持っている」
と言ってもいいと思います。
国語はまだまだ改善の余地あり
一方で、大きく差が出たのが国語です。
ChatGPTは17点と大きく点数を落としました。
他の教科と同じように指示を出したのですが、そもそも
「正確に問題が認識できていない」
という印象を受けました。
以前、何かの記事で
「ChatGPTはアメリカの企業のため、英語と比べると、日本語の認識においては課題がある」
ということを言っていた気がします。
今回、はからずもそのことが証明されたような気がしています。
現時点で「蟻ヶ崎に余裕で合格」くらいの実力
今回の結果から、
「どのくらいの高校に入れるか」
ということを考えてみました。
生徒の結果から予測するに、ChatGPTの「355点」という点数は、
松本深志だと不合格。
県ヶ丘も厳しい、あるいはギリギリ。
という気がします。
一方、蟻ヶ崎であれば余裕を持って合格できた点数であると思われます。
つまり、「高校入試に合格する」という観点で見ると、AIはすでに一定の実力を持っていると言えます。
今回、入試問題を
「数学→英語→理科→社会→国語」
の順に解いたのですが、4教科が終わった段階で、まったく点数が同じになりました。
国語で差がついたわけですが、今のAIの急速な進歩を見ていると、来年にはおそらく
「全教科でAIに負ける」
という結果になるような気がしています。
いかに「共存」するか
今回の結果を受けて、
「入試問題を解くだけ」
であれば、いずれAIに敵わなくなる時が来るのは確実。
そう実感しました。
そうした時代において、
「生徒たちにはどのような力を身につけさせていくべきなのか」
「AIを活用し、どのような指導をすれば、より生徒を成長させられるのか」
ということを考える、よいきっかけになりました。
少なくとも、今までのような紋切り型の「旧態依然」とした指導をしていたのでは、時代に取り残されていく。
「いかにAIと共存していくか」
について、これからも考えていきたいと思っています。
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