歴史を克服するには「マンガ」しかない!
2026/10/1
「角栄に花束を」
歴史が苦手な生徒は、かなり多いです。
一方で、私自身は歴史が大の得意です。
「娯楽」に近い感覚です。
趣味として「城巡り」をしていますし、暇があったら「時代劇」を見ています。
そのため、正直に言えば、歴史が苦手な生徒の気持ちはよくわかりません。
そのため、教える立場としては、
「どうすれば生徒に歴史に興味を持ってもらえるか」
というのが、昔から悩みのタネでもあります。
そんな中、最近読んでいるのが、
というマンガです。

文字通り、田中角栄にスポットを当てた作品です。
私が読み始めたきっかけは、「昭和の政治史」を学びたかったからです。
最近、個人的に「昭和」という時代に興味があり、いろいろと本を読んでいます。
特に興味があるのが政治史です。
ただ、何冊か本を読んでみたのですが、
「これだ」
と思えるものには、なかなか出会えませんでした。
そんな時に見つけたのが、このマンガでした。
実際に読んでみると、昭和の政治の流れが非常につかみやすい。
例えば、
「どのようにして自民党ができたのか」。
知識としては何となく知っていました。
しかし、それまではあくまで表面的な知識でした。
それがマンガを読むことで、
「この人物と、この人物がこう動いた」
「この出来事があって、次にこうなった」
という形で、ストーリーとして理解できました。
これまでの「表面的な」理解よりも深い形で「理解できた」という感触を得ることができました。
歴史は「ストーリー」で覚える
そこで改めて感じました。
「苦手な子が歴史を学ぶなら、マンガ一択だな」
と。
有名な「ビリギャル」でも、主人公が日本史を学ぶ際、マンガを活用していたという話があります。
マンガの何がいいのか。
一番は、
「ストーリーとして覚えられる」
ことだと思います。
「歴史」が苦手な生徒の場合、まったく興味がないので、テスト前に仕方なく「教科書」を使って勉強することになると思います。
そうなると、
「徳川家康」
「1600年 関ヶ原の戦い」
「江戸幕府」
「1615年 大坂夏の陣」
といった形で、文字だけで覚えようとします。
これでは、なかなか頭に残りません。
一方でマンガだと、例えば関ケ原の戦いであれば、
「その前後にどのような出来事があったのか」
という点を踏まえて、一連の「ストーリー」として記憶することができます。
「文字」で覚えると忘れやすいですが、「ストーリー」として記憶できると忘れにくい。
これが、マンガの利点の1つです。
「顔」が浮かぶと、覚えやすい
マンガのもう一つの強みは、
「人物のイメージが残る」
ことです。
文字だけで「徳川家康」と覚えるより、マンガの中で描かれた「家康の顔」を思い浮かべることができれば、記憶に残りやすくなります。
「ああ、あのタヌキ面の人物だ」
というイメージができるからです。
ちなみに私のような「大河オタク」になってくると、さらに俳優と結びつきます。
徳川家康なら、津川雅彦。
豊臣秀吉なら、竹中直人。
織田信長なら、渡哲也。
こうなると、人物名を聞くだけで、頭の中に具体的な姿が浮かんできます。
そして人物像ができると、
「本能寺の変で、渡哲也が村上弘明に倒された」
という感じで、人物と結び付けて歴史的な出来事を理解できるようになります。
歴史が得意な人は、頭の中にこうした「映像」があるのではないかと思います。
反対に苦手な人は、歴史上の人物が全部「文字」になってしまっている。
ここに、大きな違いがあるのかもしれません。
苦手な生徒は「マンガ」
もちろん、
「マンガを読めば、それだけでテストの点数が上がる」
というわけではありません。
最終的には、
用語を覚える
年号を覚える
記述問題を解く
といった、地道な勉強も必要です。
ただ、
「歴史に少しでも興味を持つ」
「流れをつかむ」
という点では、マンガは最強です。
大まかな流れでもわかっていれば、後から教科書を読んだ時に、
「ああ、これはマンガの、あの場面のことか」
と理解できます。
それだけでも、だいぶ違うと思います。
歴史を克服するには、
「マンガ」
一択。
歴史が苦手な生徒は、一度ぜひ試してみてほしいと思っています。
※猿田塾へのお問い合わせは、こちら