褒めて伸ばす?叱って伸ばす?
2016/3/25
褒めて伸ばした方がいいのか?
叱って伸ばした方がいいのか?
難しい問題です。
正直、正解はないと思います。
私も褒める時もあれば叱るときもあります。
ですが、1点心掛けていることがあります。
それは「心から思ったことがあれば、それをそのまま表現する」
ということです。
例えば、ある生徒が頑張ったと思えば、
「よく頑張った!」と心から褒めますし、
逆に人として許せない態度を取った場合には
「ふざけるな!」と言って心から叱ります。
最近は「褒めて伸ばす」のがいいということで
やたらに褒めようとする大人がいます。
ですが、上っ面の褒め言葉では子供に届きません。
子供は鋭いので、大人のうわべだけの言葉に
心を動かされません。
逆に、真剣にその子のためを思って本気で叱れば、
その場はふてくされたような態度を取ったとしても
意外と心に響いているものです。
良いことをしたと思ったら、素直に褒める。
悪いことをしたと思ったら、本気で叱る。
当たり前と言えば当たり前のことなのかもしれませんが、
その当たり前のことができるように心がけています。
続く