計算力
2016/4/8
昨日、今日で進級テストが終わりました。
とりあえず、一段落です。
まだ1カ月も指導する時間がなかったので
すぐに結果は出ないと思いますが、
少し期待している自分がいます(笑)。
そして、これから新学期の勉強が本格的に始まります。
ただ、昨日まで指導していて気になったのが、
生徒の「計算力」です。
宿題の○付けの状況を見ていると、ほとんど○がついていて
問題なさそうな子がいます。
その子達に応用問題を解かせると、
文章の理解に時間がかかっているケースもありますが、
計算でつまづいていたり間違えたりすることが結構多いです。
ありがちなのが、
「全部真面目に計算して、計算を複雑にしている」
ケースです。
例えば、分数の方程式
x/60 + x/80 = 35
という計算をする場合。
最小公倍数240を両辺にかける、ところまではいいのですが、
右辺の35×240を計算してしまう子が多いです。
この場合、一旦右辺はそのままにしておいて
3x + 4x = 35×240
7x = 35×240
とし、両辺に1/7をかけて
x = 5×240
とした方が、計算がラクだと思います。
この辺りの工夫は、
ある程度の練習量をこなさなければ身につきません。
「間違っていないから、計算力は確認しなくていいかな」
と思っていましたが、
全体的にもう少し計算力をつけた方がいいと感じました。
時間を計らせることで、「スピード」を意識させようと思います。