親もまた、戦っている

１０月に入った辺りから、
受験生の保護者の方からの
問い合わせが増えています。
「成績が上がらない」
「今のままで志望校受かるのか？」
「本人がのんきで…」
「志望校を下げたほうがいいのか？」
等々。
第４回総合テストが終わったことや、
保護者面談をしていることもあり、
ここ数日、毎日受験生の保護者の方の
お話をうかがっています。
色々な保護者の方（お母さんが多いです）の
話をうかがっていて
「受験は、受験生だけでなく、
　親もまた、戦っているんだな」
ということを、改めて思いました。
どの高校を受験するにしろ、
心配する親の気持ちに
変わりはありません。
実際に受験をする子供たちも
辛いと思いますが、
近くで見守る親もまた辛い思いを
しているのです。
受験生の皆さんは、
そのことを肝に銘じて欲しいと思います。
子供たちも反発はするものの、
親の気持ちは何となくわかっていると
思います。
それでも思い通りにいかない状況に、
身近な存在である親に八つ当たりを
してしまう。
親を信頼しているからこその
行動なのだと思います。
後期選抜まで１００日を切ったとはいえ、
まだまだ受験までは先が長いです。
山あり谷ありの状況が続きますが、
厳しい環境を乗り越えてこそ、
人は成長できると考えています。
「子供たちと一緒に成長している」
と思っていただいて、残り３ヶ月ちょっと、
合格までの日々を乗り越えていただければ
と思います。
今の苦しみが、あとで振り返った時、
笑い話になることを信じて。