自分で探す
2019/7/17
入ったばかりの生徒を見る時に、
一番チェックするところは
「○つけ」のやり方です。
そもそも「○つけ」が正しく
出来ているかどうか。
間違えているのに○をつけていたり、
雑に答えを書いている生徒。
こうした生徒は改善に時間がかかるので、
伸び悩みます。
特に中学生でこの状態だと
かなり厳しいです。
小学生の時にきちんと勉強を
見てもらえなかったんだろうな…
と感じてしまいます。
次に、
「○✕は正しく付けられているけれど、
『どこを間違えたのか』を確認できているか」
をチェックします。
○つけが正確であっても、
「どこを間違えたのか」を確認する
習慣がないと、同じ間違えを繰り返します。
ここも出来ていない子が多いです。
しっかりと○つけができ、
どこを間違えたのかのを確認する習慣が
ついている生徒であれば、
ある程度の読解力があれば
自然と伸びていきます。
小学5年生くらいからは、
ある程度「自分で間違えを探す」
ことが大事になっています。
逆にここがしっかりと出来ていないと
どんなに授業を聞いて「わかった」と
思っていても、
実際に自分で勉強する時に身につけられない、
ということになってしまいます。
中学生になると勉強する量が多いので、
手取り足取り教えてもらう、
という訳にはいきません。
ある程度自分で勉強を進めていくことが
求められます。
「いかに正しい習慣を、小さいうちに身につけさせるか」
ここが大事だと思います。