学習習慣の差じわり
2020/5/14
分散登校が始まり、塾にも生徒が戻ってきています。
塾に来た生徒たち、最初にそれぞれの顔を見ますが、
みんなマスクはしているものの、
全員元気そうにしているので、まずはホッとしています。
そこで次に心配したのが、「現在の学習状況」です。
毎週課題のやりとりができていた生徒については
ある程度の進捗状況は確認できていました。
ですが、そうしたやり取りが出来ていなかった
生徒も数名いたので、
「果たしてどのような感じになっているのか…」
と心配しつつ、確認しました。
結果的には、
「思ったよりも、各自しっかり進めている」
ようでした。
中3受験生の生徒の進捗状況が一番心配でしたが、
英語の「受け身」、数学の「乗法公式」までは
自分で進めていたようでした。
このあたりまでおさえられていれば、
先に進んでいる生徒と比べても、
そんなに差にはならないかな、とホッとしています。
休校が続き、「自分で勉強しなければならない」という状況に
おちいった時に、あらためて「学習習慣」の差を痛感します。
「学習習慣」、一言で言えば「毎日勉強する習慣」が
どれだけしっかりと身についているかどうか。
しばらく塾に来ていなかった生徒でも
「学習習慣」が身についている生徒であれば、
そこまで大きな遅れにはなっていない。
逆に「学習習慣」がない子だと、
少しずつ差をつけられてしまっている。
こうした「緊急時」であればあるほど、
日々の習慣の差が如実に出る。
新年度が始まって1ヶ月くらいですが、
そうした影響が今、じわじわと出てきているように思います。