教科書展示会
2020/7/14
今日から安曇野市中央図書館(穂高)で実施されている
「教科書展示会」に行ってきました。
来年度から中学校の教科書が変わります。
それを実際に確認してきました。
一番のお目当ては「英語」でした。
今年から小学5・6年生で
英語の「教科化」が始まっています。
簡単に言えば
「小学5・6年から英語のテストが始まる」
ということです。
それにともない、「中学の英語も難しくなる」
という話を聞いていたので、
真っ先に英語をチェックしました。
で、教科書を見た感想としては
「やっぱり難しくなっている…」
というものでした。
自分が確認した範囲ですが、
来年の変更点は以下の通りです。
中1…be動詞(過去形)、過去進行形、不定詞(導入)、there is構文
中2…疑問詞+不定詞、受け身
中3…SVOOのthat節、現在完了進行形、使役動詞+原形不定詞、仮定法
中3の変更点は、今までは高校で習っていた
文法になります。
「仮定法や原形不定詞まで中学で習うのか…」
と軽く戦慄を覚えました。
また、
「中1のUnit1part1でbe動詞、一般動詞がいきなり出てくる」
というので確認したら、確かにその通りでした。
これまでですと
Unit1…be動詞(I am、You are)
Unit2…be動詞(this is、he is)
Unit3…一般動詞
という流れだったので、
これまではUnit3までで習っていた内容を
Unit1でまとめて習う感じになります。
さらにUnit1で助動詞「can」まで出てきていました
(今まではUnit10で習う)。
このように、英語は来年から難易度が
かなり上がることになります。
では、どのように対策していくべきか。
まずベタになりますが、
「小学校の英語をがんばる」
ということになります。
小学校で英語がきちんと身についていれば
中学の英語にはスムーズに入っていけるかな、
と思いました。
ただ、小学校の英語は「会話中心」です。
「書く」というところの練習は
学校では手が回らないように思うので、
各ご家庭で「書いて覚える」練習をしておくと
いいと思います。
また、中1のUnit3までは、小学校の内容の
復習のような形になっていました。
なので、小学校であまり得意でなくても、
中学から頑張れば十分に間に合うように思います。
ただ、これまでは中1の英語の流れとしては
1学期…簡単(平均点70点以上)
2学期…いきなり難しくなる(平均点50点)
という感じでした。
そのため、「中1の2学期」で英語を
苦手にする生徒が激増していました。
それが、来年からは
「1学期から難しい」という形になるように思います。
なので、
「いかに中1の1学期につまづかないようにするか」
というのが大事になってくるのかな、
という印象を受けました。
英語は、来年から大きく変化します。
うまく対応するように、今から準備していこうと思います。