ノートを使って勉強しよう!
2020/12/7
生徒を指導していると、
「この子は伸び悩むな…」と
感じる生徒がいます。
それは「書き写す能力が低い」生徒です。
例えば英語の練習。
初めての単語や基本文が出てきたら、
それをノートに書いて練習させます。
「テキストに書いてあることを
ただノートに書き写す」だけですが、
これができない。
おそらく大人が想像する以上に
できない子が多いです。
また、正確に書き写せない生徒は
スピードも遅いことが多いです。
そういう生徒を見ると、
全体的に「書く」という訓練を
受けていない印象を受けます。
その原因は小学校の「プリント学習」
にあるようです。
今はノートを使うよりも
プリントやテキストに直接書き込んで
練習することの方が多いようです。
そうしたプリントやテキストの場合は
「穴埋め」が中心です。
この穴埋めの勉強に慣れすぎてしまう結果、
「正しく書き写す」という練習が足りない
お子さんが増えているのだと思います。
勉強の基本は「反復練習」です。
同じ問題集を繰り返し練習するには
ノートを使うことが必須になりますが、
まずその基礎能力がないお子さんが
非常に多いと思います。
さらに、そうした「正確に書き写せない」
生徒の様子を見ていると、
「もし仮に、この状態でこの子が
大人になったとしたら、
大事な資料の作成はやらせることは
できないな…」
と思ってしまいます。
例えば経理の書類を作る際、
「0」1つつけ忘れたり、
余計につけたりしてしまったら、
大変なことになります。
勉強というだけでなく、
将来大人になった時を考えても、
「正確に書き写せない」ということは
かなり問題になるような気がします。
これは家でも確認できることだと思うので、
試しにお子様にやらせてみて下さい。
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