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「ちょいムズ」に慣れておく

2020/12/4

現在、小学5、6年生には
「分数」の計算チェックを行っています。
その中で感じたことは、レベルの差こそあれど、
「途中式をサボる」
という点はみんな共通している、ということです。
通分の計算をする時、
まず分母をそろえた形を書いてから
計算するように話しているのに、
いきなり答えを書こうとする。
帯分数を含んだ分数計算をやるときには
仮分数に直してからやった方がいいのに
こちらもいきなり通分までやろうとする。
少しレベルの高い生徒でも、
四則混合の計算をさせると、
とにかく途中式を省いて
「こちゃこちゃっ」とした形で進めて、
結局間違えています。
これは、中学生でも同じです。
正負の計算で、
指数や分数がらみの問題があっても
いきなり答えを書いて間違える。
分数の方程式の計算の時に
途中式を書かない。
とにかく「手を抜きたがる」という意味では
共通しています。
「式が複雑な形であっても、
1つ1つ順番に解いていけば解けるから」
「計算が得意な人ほど、1つ1つサボらずに
しっかりと途中式を書いているよ」
という話をしますが、まったく聞く耳持ちません。
感じたのは、小学生の時に
「簡単な問題ばかり解いていて、
多少手を抜いても点数が取れてしまう」
ため、このようなことになるのかな、
ということです。
中学3年生くらいになって、
難しい問題で何度も跳ね返される経験を積んできて
初めてきちんと途中式を書く習慣が
身についてくるような気がします。
なので、小さいうちに簡単な問題ばかりを
やるのではなく、少し難しめの問題、
いわゆる「ちょいムズ」の問題に
慣れさせておくことが大事だな、
と思いました。
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