「習慣化する」ということ
2021/12/22
人が変わる方法というのは、色々あるのかもしれません。
ですが、自分が見たり聞いたり経験してきた中で、一番「これだ」と思ったこと。それは「習慣化する」ということです。
人が変わるには時間が必要
周りから見ると、ある時急に大きく変化しているように見えるのかもしれません。
ですが、実際には、毎日少しずつ少しずつ変化している。
そして、それがある時を境に周りの人も気がつくくらいの大きな変化になって現れる。
「人が変わる」というのは、こういった流れなのではないかと思います。
なので、人が変わるには、ある程度の時間が必要だと思います。
繰り返すことも必要
また、変化をするには、同じことを「繰り返す」ことが必要です。
1回や2回やっただけで大きな変化がもたらされるのであれば、みんなそれをやればいい。
ですが、何事においても、世の中にそんなうまい話はありません。
同じことを定期的に繰り返す。それを続けることによって、最初は時間がかかっていたことが、速く正確にできるようになるのではないかと思います。
「習慣化」するためには
長い時間、同じことを継続するためには「習慣化」することが大事です。
一度習慣化に成功すれば、あとは自動的に体が動くようになります。考えなくても速く、正確に行動することができるので、ストレスなく続けることができます。
私自身、習慣化のために色々試していますが、一番効果的だと思ったのは「時間を決める」ということです。
私の現在のスケジュールはこのような感じです。
6時~7時半 起床、朝食、出勤
7時半~8時半 塾の掃除
8時半~10時半 授業準備
10時半~11時半 昼食準備+ストレッチ
11時半~12時半 ランニング
12時半~13時半 昼食
13時半~14時 昼の休憩
14時~17時 塾の仕事(ブログ、授業準備、生徒の宿題チェックなど)
17時~22時 授業
22時~23時半 夕食、風呂
23時半~24時 就寝
日や季節によって多少ずれることはありますが、平日はほぼこのスケジュールです。
ただ、最初からこんなに「かっちりとした生活」をしていたわけではありません。
塾の立ち上げ当初は、時間があったにもかかわらず、正直結構ダラダラしていました。
ランニングの習慣化
最初に取り組んだのは「ランニングを習慣化する」ことです。大学卒業後、ほとんど運動はしなくなり、ランニングを始めた当初、体重は70kg近くありました。
なので、3kmくらい走ったらもうしんどい。おまけに体が重くなっていたので、すぐに膝を痛めました。
そこで一旦挫折したのですが、「これだと何も変わらないな」と思い、どうすれば続けられるのかを自分なりに研究しました。
その中で、成功している人の「時間を決めてやるといい」というアドバイスを見つけて真似しました。
また「とにかくランニングを最優先事項にしよう」ということで、午前中に走ってしまうようにしました。
最初のうちは苦痛でしたが、それでも時間を決めて動いていると、段々と「その時間になったら走る」ということが体に染み付いていきました。
ここまで来るのには、だいたい3ヶ月くらいかかりました。ただ、一度この壁を越えてしまうと後はラクでした。
最初のうちは3kmくらいしか走れませんでしたが、いまはだいたい6~8kmくらい走るのが普通になっています。
最近習慣化したこと
最近習慣化したのは「昼食を作る」ことです。
「ホットクック」を購入したので、それまではほとんど昼食は外食だったのですが、自炊をするようになりました。
こちらも最初のうちは、使い慣れていないので、レシピを見ながら作ったり、材料をそろえるのが面倒だったり、食材を切るのが面倒だったりと、かなりイライラしながらやっていました。
それでも「ランニングする前に準備すると、走っている間に完成している」という、自分の中のいいタイミングを見つけた結果、今ではほとんどストレスなく作れるようになってきました。
また、繰り返し作っているので段々と手際もよくなっていきます。そうすると楽しくなってくるので、さらにうまく作れるようになる、といった好循環ができているように思います。
とにかく「続ける」
自分が思った習慣化のコツは
①時間を決めてやる
②ざっくりとやる
③少しずつやる
です。
②ざっくりとやる、というのは「サボってもOK」ということです。
「完璧にやる」ことを意識しすぎるあまりに、ちょっとでもできなかったら「ああ、もうダメだ…」と、必要以上に自分を追い込みすぎてしまい、挫折することがありました。
そんな時に、「とにかく『続ける』ことを目標にする」「『ほぼ毎日』でOK」という言葉を目にして、肩の力が抜けました。
③少しずつやる、というのは、「ちょっとやったら目標達成できる」ようなことから始める、ということです。
以前は「高い目標を掲げすぎて、なかなか結果が出ず、挫折する」ということを繰り返していました。
なので、「まずは小さなことから始める」ようにしました。
それを繰り返していくと、だんだんと目標達成が簡単になっていきます。
その段階になったら、次の小さな目標を立ててまた続ける。それを繰り返していくうちに自然と高い目標に近づいていく。
このように「ちょっとがんばれば、自分の手が届く」範囲から始めることが大事ではないかと思います。
「3ヶ月」を目安に続ける
生徒の勉強の様子を見ていると、あきらめるのが早すぎるように感じます。
ちょっとやっただけで、「結果が出る」と思い、思うような結果が出ずに、落ち込む。それを繰り返しています。
ですが、そんなに早く結果は出ません。最低でも3ヶ月は続けないと成果は出ません。
3年生の場合は、テストの点数が上がりにくいので、難しい面もありますが、1・2年生の場合は、ちょうどテストが3ヶ月に1回くらいのタイミングでやってきます。
なので、うまくテストを目標にして、勉強することを「習慣化」してほしいと思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。