要復習!!
2022/4/5
安曇野市の小中学校は、今日で春休みが終わり、明日が入学式です。
今年の春休みは、例年以上に「小学生」のお子様からの問い合わせを多くいただきました。
そのため、体験授業などを通して「小学生」の学習状況を見ることが多かったのですが…。
このままだとまずい…
まず、一通り「小学生」の生徒を見て、
「学校で習ったことが、きちんと身についていない」
「積み残しが多い」
という印象を、全体的に受けました。
特に「新小6」になるお子さんについては、
「このまま進んでいったら、中学の数学や理科できっとつまづくだろうな…」
と感じる子がほとんどでした。
「きっちり」つまづいている
例えば、算数の問題では、基本的な問題の中に、「しっかりと理解できていないと、引っかかってしまう」ような、「引っかけ問題」が紛れています。
私はそれを「落とし穴」と読んでいるのですが、そうした「落とし穴」を避けられるかどうか。
ここが、その生徒の学力をはかる上での一つの目安となります。
よくできる生徒は、そうした「落とし穴」には、簡単にハマりません。しっかりとかわしていきます。
ですが、多くの生徒は、きれいに引っかかります。
この春休みで見た小学生のほとんどが、この「落とし穴」にきれいにハマってしまいました。
練習量も少ない印象
また、基本的な計算の部分でも、ちょこちょこと間違えていることが多かったです。
やり方はわかっているのですが、「練習が足りていない」ためミスをする、あるいは解くスピードが遅い、という印象でした。
これは、中学生を含め、今塾に通っている生徒にも言えますが、全体的に「練習不足」という印象を受けます。
計算などの基本的な内容については、ただ「解き方を知っている」だけでは、ミスをする可能性が高いです。
小学校では、教えることが年々増えてしまっています。
そのため、「やり方」を教えるので手一杯で、「きちんと定着しているか?」というところまでは、確認しきれない。
というよりも、「確認している時間がない」という状況にある気がしています。
まずは「復習」を!
そのため、学校で習った内容については、学校任せにせず、各ご家庭で練習して、定着させておく必要があります。
まずは学校で習った部分について、「復習」をしておくことをオススメします。
復習ポイント
①前の学年の漢字がきちんと書けるか
②小4までの計算がきちんと解けるか。できれば速く解けた方がいい。
③小5で習う「速さ」「割合」の部分はきちんと定着しているか
以上の点について、確認しておいてほしいと思います。
特に、
③小5で習う「速さ」「割合」の部分はきちんと定着しているか
については、ここがちゃんと理解できていないと、中学の数学や理科で、確実に苦労することになります。
小学生の今のうちに、繰り返し練習して定着させておいてほしいと思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。