「くり返し」の効能
2022/6/14
最近、ホットクックで新しいレシピに挑戦しています。
今日は「鮭の味噌チーズ蒸し」を作りました。
思ったよりも上手にできました。が、味はいまいちでした。改善の余地ありです。
「クッキングシートを使って包んで蒸すのは面倒だな…」
と思って、作るのを避けていたのですが、やってみたら案外簡単でした。
また、いつもと違う作業工程だったせいか、作るのが楽しく感じられました。
なので、またチャレンジしようと思います。
ひたすら同じループ
ホットクックを買ってそろそろ1年になります。
最初の頃は、色々とチャレンジしていました。
が、慣れてくると、作るのが面倒になってきました。
そのうちに受験シーズンとなり、飯を作るのにそんなに時間と手間はかけられない。
そもそも「何を作るか?」を考えること自体がめんどくさい。
その結果、サッと作れて、味もまずまずな、同じものをくり返し作っては食べていました。
同じものを食べ続けても、あまり不満はないタイプの人間だと思っています。
が、さすがに2週間に1回カレーを食べる生活はしんどい…。
ということで、まだ心に余裕がある、今の時期に、新しいレシピに挑戦して、レパートリーを広げようと思っています。
片っ端から作る
そんな訳で、数週間前から、色々とチャレンジするようになりました。
以前は料理本を見て、気に入った料理を絞って作ろうと思っていました。
ですが、それだと似たようなものしか作りませんでした。
なので
「料理本に載っている順番に、片っ端から作っていく」
という作戦を取るようにしました。
その結果が、こんな感じです。
普段使わないような材料が載っていても、とにかく購入して作ってみる。
「時間がかかるかな…」と思いましたが、やってみたら、案外簡単にできました。
「こんなに簡単にできるのならば、もっと早くやっておけばよかったな」
と思っています。
くり返しやったことで
ただ、最初からこの作戦を取っていたら、「多分失敗していただろうな」とも思います。
同じものをくり返し作っていたことで、「料理のコツ」みたいなものをつかんだ気がします。
最初のうちは、レシピ通りにきっちり分量を計って作っていました。
食材も、レシピ通りにきっちりと購入していました。
ですが、同じものを作っていると、いちいち計ったりそろえたりするのが、めんどくさくなります。
「小さじ1と書いてあるけど、大さじ半分くらいでいいだろう」
「セロリ、と書いてあるけれども、なくてもいけるだろう。買ったら余るし」
などなど。
そうやってやっていくうちに、何となくそれっぽいものが、手軽にできるようになっていきました。
なので、今は新しいレシピに挑戦する時も、何となく完成形を「イメージ」することができるようになりました。
「鷹の爪、と書いてあるけれど、なくてもいけるだろう」
「長ネギと書いてあるけど、玉ねぎでいいや」
こんな感じで、手元にあるものを使いながら、それっぽいものを作れるようになりました。
それも結局、「同じものをくり返し作り続けた」ことで、コツのようなものをつかんだからだ、と思っています。
勉強もまた同じ
勉強もまた同じです。
たまに、次から次へと問題集を変えて解いている生徒がいます。
ですが、それではあまり勉強した内容が身につかないです。
まず1冊を何度もくり返す。
そのくり返しの中で「コツ」のようなものをつかんでいく。
そうしてつかんだ「コツ」というようなものが、見たことがない問題が出た時にも対応できる手段となるのだと思います。
生徒全般に言えることですが、「あれこれと手を出しすぎ」のように思います。
安易に結果を求めるあまりに、「こらえ性がない」と感じてしまいます。
もっと1冊の問題集をやり込む。
そして、間違えた問題に対して、「なぜ間違えたのか?」をしっかりと考える。
そうした地道な反復練習を続けることができる人が、「コツ」をつかむのでないか。
ホットクックであれこれ作りながら、そんなことを思いました。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。