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指導者と「言葉」

2022/7/19

生徒を指導していると、「言葉」の重要性をたびたび感じます。

野村監督の「言葉」に対する考え方

野村克也監督は、指導者と「言葉」について、

「『言葉』を持たない指導者は失格である」

と、おっしゃっていました。

「黙っていてもわかるようになれ」では指導者は務まらない。

選手に届くような言葉で指導できるコーチが、いいコーチである。

そのために、指導者は「言葉」を磨かなければならない。

そのようにおっしゃっていました。

「名選手、名監督にあらず」

という言葉があります。

結局それは、自分の技術や経験を、言葉として伝えることが、名選手には難しい、ということの裏返しでもある、という趣旨のことをおっしゃっていました。

なるほど、その通りだな、と思います。

言葉を尽くす

生徒を指導していると、ついつい

「このくらいのことであれば、理解できるだろう」

と思ってしまう時があります。

ただ、それでは、生徒は理解できないまま終わってしまいます。

いかに生徒に「届く」言葉で、アドバイスをすることができるか。

「言葉を尽くす」

それは結局「言葉を磨く」ため。

最近はそのように感じています。

「言葉を尽くす」。

これができる指導者というのが、いい指導者なのだろうな、と思っています。

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