小学生がこの夏、やっておきたいこと
2022/7/22
安曇野市の小中学校は、今日が終業式。
来週からは、待ちに待った「夏休み」が始まります。
1ヶ月に及ぶ夏休み。小学生の皆さんは、楽しい思い出をたくさん作ってほしいと思います。
一方で、この夏休みを利用して、「やっておいてほしいこと」があります。
それは「計算練習」です。
「練習不足」と感じる子が増えている
というのも、小学生を指導していて、「計算力がない」と感じられる生徒が年々増えている気がするからです。
理由は色々あると思いますが、一番の理由は、
「小学校で計算練習をする機会が減っている」
からだと思います。
今の小学校の算数の学習内容は、我々が小学生の時と比べると、かなり量が増えています。
そのため、1つ1つの単元に時間を割く余裕がない印象を受けます。
「教科書にのっている基本的なことを、一通り教えるだけで手一杯」
こうした印象を受けます。
それに加えて、今は「宿題」ではなく「自主学習」という形を取る学校がほとんどです。
「自主学習」で計算練習をするような子は、ほとんどいません。多くの子どもは「何もやらない」です。
そのため、子どもたちが「繰り返し練習する」という経験をしないまま、どんどん学年が上がっていっている。
そんな感じがしています。
ご家庭でやるしかない
こうした状況なので、
「計算のやり方」は何となく知っているが、「定着していない」
という子が多くなってきています。
計算力をつけるには「反復練習」しかありません。
学校でそこまで面倒を見る余裕がない以上、ご家庭である程度サポートしていただくしかない。
今の小学生の状況を見ていると、そのように感じています。
特に難しいことをやる必要はありません。本屋にあるドリルで構いません。
夏休みの間、
「毎日計算練習をする」
ということをやっておいてほしいな、と思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。