国語も「文法」が大事
2022/8/2
英語の「文法」の重要性は、意識できている生徒が多いです。
これが「国語」になると、途端に軽視されるようになります。
「国語の文法をやったところで、あまり意味がないよ」
そう思って、手を付けずにいる生徒が多いように思います。
ただ、国語の文法をしっかりとやっておくと、「いいこと」があります。
国語の文法のメリット
①テストの文法問題で点が取れる
まず一番わかりやすいメリットは、「テストの文法問題で、点が取れる」ということです。
国語のテストでは、ほぼ毎回のように文法問題が出題されます。
これは中3になっても変わりません。入試問題でも出題されます。
配点が低いので軽視されがちですが、それでも「取れる問題が増える」のは、1点を争う入試では大事だと思います。
②読解問題の正答率が上がる
次に文法ができるようになると、「読解問題」の正答率も上がってきます。
以前国語が苦手な生徒がいましたが、その生徒に「文法」を取り組ませました。
最初のうちは特に変化はありませんでした。
が、コツコツと続けていくうちに、まず文法問題で点数が取れるようになりました。
「とりあえず文法問題が取れるようになってくればいいかな」
と思っていたのですが、そのうちに、読解問題の方でも正答率が上ってきました。
文法を意識することで、きちんと文章が読み取れるようになったのだと思います。
③英語の文法と「比較」できる
これはある程度の実力が問われますが、国語の文法が身についてくると、「英語の文法」との比較ができるようになります。
「国語の文法ではこうなっているけど、英語ではこうなっているのか」
というような形で、それぞれの言語の特徴を比較することができます。
そうなると、より理解が深まるので、英語の文法も安定するようになっていきます。
国語が得意な生徒は、英語も得意にすることができます。
それはこうしたことが理由なのではないかな、と思っています。
できれば「小学生」のうちにやっておく
このように、国語の「文法」を学ぶメリットはたくさんあります。
なので、ぜひ取り組んでほしいと思います。
そして、できれば小学生のうちに、基本的な文法を学んでおくことをオススメします。
基本的な文法とは
「主語・述語・目的語」
です。
ここがきちんと見抜けるようになっておくだけでも、だいぶ違うと思います。
夏休みのうちに、ぜひ取り組んでみてほしいと思います。
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ぜひご覧ください。