定員、決まる
2022/11/21
11月17日に、長野県教育委員会HPにて、今年の(令和5年度の)公立高校入試の定員が発表になりました。
結論から言うと、第4学区については、
「昨年から変化なし」
ということになりました。
予想は見事に外れる
昨年は、「松本深志高校が定員割れ」という事態が起こりました。
それを受けて、
「今年は、深志の定員が減る」
という予想をしていたのですが、見事に外れました。
今年深志を受験する予定の生徒にとってはラッキーなのかもしれません。
ですが、個人的には「う~ん…」という感じです。
学力の担保はできるのか?
「入りやすい」ということは、それだけ「レベルが下がる」ということです。
聞くところによると、昨年の入試では、「200点台」で深志に合格した生徒がいたそうです。
去年の入試は難しいテストではありました。が、
「さすがに200点台で、トップ校に合格できてしまうのはちょっと…」
という感じがしました。
ある程度の学力がないと、深志の授業にはついていけないのではないか、と思います。
また、指導する先生も大変です。
まあ深志の場合は「自治」という大義名分があるので、
「ついて来るかどうかは『生徒次第』」ということで、放っておけばいいのかもしれませんが…。
現状の定員だと
「生徒の実力の幅が大きすぎる」
という状態が生まれてしまっている感じがしています。
「もう少し定員を絞って、学力を担保した方がよかったのではないか」
と思います。
これだったら、
「県ヶ丘の探究科」
の方が定員が少ないので、少数精鋭で、学力の高い生徒がそろうのではないか。
そんな気がしています。
他の高校への影響は?
「隔年現象が起こりやすい」ということを考えれば、
「今年は深志の倍率が上がる」
というのが、一般的な予想です。
そうなると、
「『県ヶ丘』『蟻ヶ崎』の倍率が緩和される」
という方向に向かうのかな、という気がしています。
「深志の倍率が上がることで、県ヶ丘、蟻ヶ崎の倍率が緩和される」
という風になるといいな、と思います。
ただ、あまり考えたくないのですが、
「もし、2年連続で『深志が定員割れ』ということになったら…」
という悪い予感も、一方でしています。
まあ、私の予想は外れやすいので、そんなことにはならないと思いますが、さてどうなることやら…。
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