倍率決まる
2023/3/1
2023年長野県公立高校入試の倍率が、本日確定しました。
※詳細はこちら
今年は、普通科の学校については、「バランスよく受験者がバラけた」という印象です。
昨年は、「松本深志が定員割れ」というショッキングな出来事がありました。
ですが、今年はそのようなこともなく、比較的バランスよく受験者が振り分けられたのではないか。
個人的にはそう思っています。
以下、うちの塾生が受験する高校を中心に、感想を述べます。
深志は例年並み
昨年「定員割れ」した深志。
「隔年現象」という言葉もあるので、
「今年は倍率が跳ね上がるのではないか…」
「受験者400名までいくのでは…」
とドキドキしながら見ていました。
ですが蓋を開けてみれば、「1.13倍」と、ほぼ例年並みの倍率となりました。
昨年は定員割れの影響で、正直「あまり実力がない生徒」でも合格できてしまったようです。
ですが、今年はそうはならないようです。
県ヶ丘は一見すると
県ヶ丘は、普通科は「1.06倍」と、一見すると倍率が低いように思えます。
ですが、県ヶ丘は「第二志望」の受験が可能です。
つまり、探究科の受験生39名のうち、探究科の定員16名を引いた「23名」も「普通科」受験生数にカウントする必要があります。
その数字も含めた、実質的な倍率は「1.17倍」。深志よりも高い倍率になります。
県ヶ丘普通科を受験する生徒さんは、このことは既にわかっていると思うので、油断することはないと思います。
ですが、念のため。
決して表面的な倍率だけを見て、油断することのないようにして欲しいと思います。
蟻ヶ崎は激戦
毎年倍率の高い蟻ヶ崎。志願変更前に比べると多少下がったものの、「1.19倍」と、今年も高い倍率となりました。
ただ、今年はうちの塾生が蟻ヶ崎を受験しないので、正直「他人事」です。
蟻ヶ崎は、当日のテストの出来で、本当に大きく合否が動きます。
蟻ヶ崎を受験する生徒さんは、残り6日。しっかりと準備して、万全の態勢で試験に臨んでいただきたいと思います。
美須々は昨年と比べれば低い
美須々は志願変更前よりもさらに倍率が上がって「1.14倍」。
昨年ほどの倍率ではありませんが、今年もまずまずの倍率になったと思います。
3年前までは「定員ぴったり」あるいは「定員割れ」ということもあった美須々ですが、この2年で復調してきている印象を受けます。
豊科は今年も定員以上
豊科は、志願変更前は「1.14倍」と、ここ数年では高めの倍率でした。
が、最終倍率は「1.09倍」。落ち着いた倍率になったと思います。
今年はうちの塾で1番受験する生徒が多いのが、「豊科」です。
なので、「倍率が下がってよかった」とちょっとホッとしています。
ただ、油断はできないので、最後までピシピシ受験生にムチを入れていきたいと思います。
あとは受けるのみ
倍率も確定しました。
本番まで残り6日です。
周りのことは気になりますが、いくら倍率とにらめっこしても、何も変わりません。
ここまで来たら、あとは腹をくくって「受けるのみ」です。
今から変えることができるのは、「自分自身」のみです。
本番でベストパフォーマンスを出せるように、体調面を中心にしっかりと準備していってほしいと思います。
特にここ2日で急に暖かくなってきたので、寒暖差には十分に注意してください。
すべての受験生が、本番当日、ベストの状態で受験できるように祈っています。
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