勉強に必要な「あるもの」
2023/7/28
夏期講習、真っ最中
現在、夏期講習の真っ最中です。
受験生を中心に、生徒は朝早くから夜遅くまで、勉強に励んでいます。
はたから見ている自分は、「よく頑張るな~」と思って、感心して見ています。
「最近の若いものは…」
という口ぐせは、大人の常套句ではあります。
が、少なくとも、うちの塾で頑張っている生徒たちには、この言葉はふさわしくないのかな、と思っています。
勉強に必要な「体力」
長時間、勉強している様子を見ていると、色々と気づくことがあります。
それは「生徒の姿勢」です。
長い時間座っていると、姿勢が崩れてきます。
また、集中できずにぼんやりしている時間も増えてきます。
姿勢が悪かったり、ぼんやりしている時間が長い生徒というのは、あまり勉強が得意ではありません。
逆に勉強が得意な生徒は、長時間であっても姿勢が崩れません。
こうした状況を見ていると、勉強であっても、運動と同様に、ある程度の「体力」が必要だな、ということを思います。
「長時間、問題と向き合う」というのは、周りが思っている以上に体力を使います。
将棋のプロ棋士は、「一局の対局が終わる頃には、体重が数キロ減る」なんて話を聞いたことがあります。
それだけ「考える」という行為は、体力が必要なのだと思います。
今のうちから鍛えておく
夏期講習の主目的は
「学力をつける」
ことにあります。
ですが、特に受験生については、これにプラスして
「『勉強体力』をつける」
という目的もあります。
今のうちから、「長時間勉強する」ことに慣れておく。
そうすることで、「土壇場」になった時に、追い込みがきくようにしておく。
これが重要です。
「まだまだ先」と思っていても、あっという間にやってくるのが「入試」。
夏のこの時期から、受験生を徹底して鍛えておこうと思います。
それが、冬の入試直前での「最後のひと伸び」につながることを信じて。
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