夏期講習が終わっても
2023/8/22
2学期開始
安曇野市の中学の多くは、今日から2学期が始まります。
それにともない、1ヶ月行った夏期講習も、終了となりました。
講習期間中は、朝9時から夜9時までが授業時間。
前後の準備も合わせると、体力的になかなか大変な1ヶ月でした。
始まる前は
「暑い日々も続くし、最後までしっかりと勤めることができるだろうか…」
という不安が大きかったです。
が、今年は早め早めに準備を進めることができました。
なので、予想よりも余裕を持って進めることができました。
「やっぱり事前準備は大事だな」
ということを感じた1ヶ月でした。
勉強の「差」はどこに出るか?
夏休みは終わりました。
特に受験生は、休み中にどのような生活を過ごしていたかによって、明日から始まる「総合テスト」の結果は大きく変わってくると思います。
おそらく、ほとんどの生徒が、「予想以上」にできない自分の実力に直面することとなるでしょう。
面白いもので、自分から見て
「この生徒はよくがんばって勉強していたな」
という生徒ほど、自信がなさそうにしています。
逆に、
「君、その調子で大丈夫…?」
と感じている生徒ほど、自信満々の様子でいます。
1ヶ月、みっちりと勉強した生徒は、勉強を継続することを通じて
「自分の実力の無さ」
を、身をもって感じることができていたような気がします。
このような生徒は、たとえ結果が悪くても、その結果から逃げずに受け止め、乗り越えてくれる気がしています。
一方、そのような努力をしてこなかった生徒は、一度でも思うような結果が出ないと、あっさりと「折れて」しまうような気がしています。
漫画「はじめの一歩」の中に、世界タイトルマッチ「ブライアン・ホークVS鷹村守」という試合があります。
ブライアン・ホークは「天才肌」の選手でしたが、努力をしてこなかったため、土壇場に追い込まれた時に、「バックボーンの無さ」を露呈し、脆くも崩れ去っていきます。
夏休みに、しっかりと勉強を積み重ねてこなかった生徒を見ると、いつもこの薄っぺらい「ブライアン・ホーク」の姿が脳裏をよぎります。
変わらずに、淡々と
入試本番まで、まだまだ先が長いです。
夏休みに、どれだけ頑張ることができたとしても、ここで油断をしてしまっては、何の意味もありません。
今日から学校生活が始まりますが、やるべきことは変わりません。
今まで通り、コツコツと努力を継続する。
その姿勢が大事です。
たかだか1ヶ月の「夏休み」だけで、大きく変わることはありません。
「きっかけ」にはなるかもしれませんが、大事なのはむしろこれからです。
日々のたゆまぬ努力が、後の大きな成果を生み出す。
「地道な努力こそが重要である」
ということを生徒に実感してもらえるように、また今日から一緒に頑張っていこうと思います。
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