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ChatGPTで、文章添削してみた

2024/1/8

「金魚」と「人間」

年末年始の休み中に、たまっていた動画セミナーをまとめて見ました。

その中で「ChatGPT」に関する話題が出てきました。

講師いわく

「今の時点で『ChatGPT』を全く使っていないのはまずい」

「今すぐに使うようにしなければ、時代に取り残される」

そう力説した後に、孫正義氏のこちらの動画を見るように言われました。

暇だったので見てみると、こちらも熱く語る孫正義。

その中で「金魚」の写真について、熱く語っていました。

詳細については実際に動画をご覧いただきたいのですが、こうしたものにはあっさり影響される自分です。

「そうか。『ChatGPT』を使いこなさないとまずいのか」

ということで、さっそく『ChatGPT』をインストールしてみました。

いまいちピンとこない

私の貧弱な知識では、『ChatGPT』というのは、

「こちらの質問に対して、さも人間がするかのように答えてくれる」

という認識でした。

なので、あれこれ質問を入れてみると、たしかに答えてくれる。

しかもスピードがかなり速い。

ただ、変な解答をすることもある。

例えば「武田信繁」について聞いてみたら、解答の中身が「武田信玄」だったり、川中島の戦いについて聞いてみたら、「上杉謙信が死亡した」との解答であったり…。

どうやら「日本の歴史」については、まだまだ改良の余地がある感じでした。

また、

「たしかに便利ですごいけど、これ、仕事に活かせるものなのか?」

と思いました。

そこで、『ChatGPT』に関する本を読んでみると、「『ChatGPT』が得意なこと」という項目が。

その中に「文章添削」というものがありました。

文章添削させてみると

ちょうど、生徒の書いた文章が手元にありました。

「どのくらいの添削ができるのか、実際にやってみよう」

そうしてやったのが、以下の写真です。

◎添削前の文章

「私はこれからの情報社会をよりよく生きるためにAIに頼りすぎるのではなく,AIと共生していきたいです。AIに頼りすぎてしまうと、人間の仕事が奪われてしまったり、自分で何もできない人間になってしまったりするということを聞いたことがあります。なので、人間とAIのお互いの良い点で相手の悪い点を補い合えるようなAIとの共生をして生きていきたいです。」

◎添削後の文章

「私はこれからの情報社会をより良く生きるために、AIに過度に頼るのではなく、AIとの共生を大切にしたいと考えています。以前、AIに頼りすぎることで人間の仕事が奪われたり、自己成長が制約されるといった事例を知りました。ですから、私は人間とAIがお互いの利点を活かし合い、不足する部分を補い合えるような共生を望んでいます。例えば、AIが膨大な情報から的確なアドバイスを提供し、私はその情報をもとに創造的な解決策を導き出すことができます。このような協力関係によって、より効果的に問題解決ができ、情報社会においても前進できると信じています。」

生徒の文章を添削していて、一番難しいのが「具体例」です。

生徒の文章だと、「具体例」が乏しいケースが多いです。

それを見越して、出題者側も「具体例を挙げて述べよ」というように、わざわざ設問で指定してくることがあります。

それでも、生徒は書けない。

なので、

「いかに適切な具体例を挙げられるか」

という点が大事になるのですが、これがなかなか難しい。

その「具体例」の部分が、『ChatGPT』を使うことによって、見事に解決されていました。

「これはすごい!」と思いました。

「確かにこれは使いこなさないと、時代に取り残される」

そう感じました。

と同時に、ちょっとワクワクしている自分もいます。

まだまだ使い始めたばかりですが、

「『ChatGPT』をうまく使いこなせば、よりよい指導ができるのではないか」

そう思っています。

今後も、色々試してみようと思います。

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