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英語でも問われる「読書量」

2024/4/2

「プレジデントファミリー」の記事より

先日紹介した「プレジデントファミリー」

その中で、都内で評判となっている「英語塾」についての記事がありました。

英語塾の取り組みについては、記事を読んでいただきたいのですが、個人的にはこの部分に非常に興味を持ちました。

我々のような英語が話せない人から見ると、「流暢に話すことができている」人が、優秀だと思いがちです。

ただ、実際にはそうではない。

むしろ「話している中身」こそが重要である。

確かに、立場を逆にして考えてみればわかりやすいかもしれません。

流暢に日本語を話す外国人と、とつとつと日本語を話す外国人。

流暢に日本語を話す外国人の方は、話が聞き取りやすいかもしれないが、会話の中身がない。

一方、とつとつと話す外国人。話が聞き取りにくいかもしれないが、会話の中身があって、考えさせられる。

この場合、仮に仕事で

「どちらの人と組んで仕事をするか」

ということになった場合、

「とつとつと話すけれども、中身のある会話」

ができる方が選ばれるのではないか。

そのようなことを思いました。

中学までは得意だったが

私達が「英語力」ということを考える時、

「とりあえず『話せて』『読めれば』いいだろう」

ということを考えがちです。

特に我々のような「高校入試の合格」が第一目標のような塾の場合、

「とにかく英語の点数が取れれば、問題なし」

という思考に陥りがちです。

ですが、そのような近視眼的な考え方だと、長い目で見た場合、英語の力は伸びないのではないか。

この記事を読んで、そのようなことを思いました。

中学までの英語の文章というのは、どちらかといえば「日常的なテーマ」が中心です。

なので、英語の意味さえわかれば、ある程度の内容は理解できます。

ですが高校の英語になると、社会問題や物語といった、抽象的な英文を読む機会が増えます。

そうなると、たとえ日本語に訳せたとしても、語彙力がなければ

「訳した日本語の意味がわからない」

という状況が出てきてしまいます。

たまに、

「中学までは英語が得意だったけれども、高校に入ったら全くわからなくなってしまった」

という子がいます。

その1つの原因として

「日本語の語彙力が低い」

というものが挙げられます。

「読書量」が英語力にも影響する

結局英語の力を伸ばしていくうえでも、「読書」というのが非常に重要になってくると言えそうです。

どれだけ流暢な英語が話せても、「会話の中身」がない場合、相手にはその部分が見透かされてしまう。

「会話の中身」を分厚くするには、英語以外の部分の教養を身につけていく必要があります。

そのためには、「読書」というのは欠かせません。

そう考えると、

英語であろうが国語であろうが、「読書」ができないと、実力を伸ばしていくのは厳しい。

そう感じました。

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