松本深志、定員減
2024/11/18
令和7年度の定員が発表
先日、令和7年度の長野県公立高校入試の定員が発表されました。
※詳細はこちら
中信地区の高校では、
田川
松本深志
明科
穂高商業
の4高校が、それぞれ40名(1クラス分)の「定員減」となりました。
この中で、特に影響が大きいと思われるのが「松本深志」の定員減だと思います。
今度は常態化か
過去にも松本深志の定員が「280名」だった年があります。
それは今から5年前、「令和2年度」の入試の時です。
そのまま「280名」の定員が続くかと思われたのですが、翌年の「令和3年度」になると、現在の「320名」に1年で戻りました。
そして今年まで4年間は変わらずに来ていたのですが、来年はまた「280名」に減ることになります。
少子化の流れを見ても、来年度以降は前回のように1年で戻るようなことはなく、しばらくは「280名」の定員のままでいくのではないかな、と予想しています。
適正な人数
個人的には、以前から松本深志の定員については
「もう少し減らした方がいい」
と思っていました。
今の定員では多すぎて、正直「深志レベル」の実力がない生徒でも、合格できてしまっていたように思います。
私のところにも、噂レベルですが、「かなり低い点数で合格できた」という話が流れてきています。
そうした状況だと、結局困るのは、
「ギリギリで入学できてしまった」
生徒です。
その状態で入学した場合、高校の授業についていくのがかなり厳しいです。
こうした状況は、長い目で見れば、その生徒のためにはならないと思います。
今回定員が減ったことで、そうした状況は少し改善されるのかな、と思います。
倍率が気になるが
ただ、松本深志の定員が減ったことで、
松本県ヶ丘
松本蟻ヶ崎
松本美須々ヶ丘
の、いわゆる「松本四校」の倍率がどうなるかが気になるところです。
ある意味「実力上位」の生徒たちが降りてくる、という状況になったので、特にこの3校の倍率は、厳しくなる可能性があります。
「松本四校」を希望している生徒にとっては、落ち着かない状況だと思います。
ですが、やるべきことは1つです。
「自分の実力を高める」
ということです。
読めない倍率について、「あーだこーだ」と気を病むよりも、倍率に関係なく合格できるだけの実力を身につける。
そちらの方が、自分のためにもなります。
「倍率がどうなるか」などは、誰にもわかりません。
そうした不確定な情報に踊らされることなく、受験生の皆さんは
「自分の実力を高める」
勉強に邁進してほしいと思います。
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