お問い合わせ

blog

猿田塾

「どの問題集を買ったらいいですか?」

2024/7/15

最近多い質問

最近、生徒や保護者から

「どの問題集を買ったらいいですか?」

とよく聞かれる。

どうやら中学校で、問題集や参考書の購入案内を渡されている様子。

特に受験生は夏休みを前に、「勉強をがんばろう!」と思っているタイミング。

まさに絶好のタイミング。なかなか商売上手だな、と思う。

以前もちょこちょこ聞かれてはいたのだが、今年は特に聞かれる。

なので、今日はまとめて自分の意見を述べようと思う。

学校の先生に聞こう!

まず結論から言えば、

「中身を知らず、アドバイスの仕様がないため、くわしくは学校の先生に聞いて下さい。」

ということになる。

中学で案内されている問題集や参考書は、

「塾での販売禁止」

と、なっている物が多い。

個人的には、

「このご時世で、そんなに塾を目の敵にしなくても…」

と思うのだが、このようにテキストに印字までされているので、塾屋としてはどうしようもない。

中身を確認できない以上、無責任に生徒や保護者にオススメすることもできない。

なので、

「学校の先生に聞いて下さい」

としか、言いようがない。

自分の目で確かめる

また、もし見本が見られるようであれば、

「見本を見て、欲しいと思ったものがあれば買えば」

とアドバイスしている。

問題集や参考書を使うのは「生徒自身」。

ならば、自分の目で確かめて購入するのが基本だと思う。

そうした「商品を見る目」というのは、高校以降も養っていかなければならない。

なので、これを機に自分の「眼力」というものを養うのもいいかと思う。

基本、いらない

ちなみに、私の考えとしては

「特に新しく買う必要はない」

と思っている。

一番いいのは

「1・2年の頃に使っていたワークをもう一度解き直す」
「新研究」「整理と対策」「マイペース」を繰り返す

これで充分。

素晴らしい問題集が、しかも無料で学校から配られているのだから、それを使わない手はない。

そして、それを中途半端にしたままで新しい問題集を買ったところで、結局中途半端に終わる。

「まずは学校で配られたものを徹底してやり込む」

これが基本だと思う。

ある程度学力のある生徒で、

「ワークの内容だと物足りない」

という生徒は、旺文社の「全国高校入試問題」を本屋で買えばいいかと思う。

ただ、今の段階で過去問を解いた方がいい生徒は、各学校で上位数人。

それ以外は「学校のワーク」「新研究など」、すでに持っている問題集をやり込んだほうがいい。

以前は中学の先生もそのような指導をしていたように思う。

だが、最近はこうした質問が増えているので、あまりしなくなっているのかな。

以上、ご参考までに。

※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。