はじめに「言葉」ありき
2024/9/4
いとことの会話にて
先日、海外に赴任しているいとこと、食事をする機会がありました。
その時に「英語」についての話になりました。
海外勤務ということで、英語を使って仕事をしているそうですが、定期的に英会話のトレーニングも受けているとのこと。
その時に、いとこが話していたこととして
「言葉(単語)の意味を知らないと、英会話の練習が無駄になる」
というものがありました。
「会話をしようとしても、単語の意味がわからないと、会話が続かない。」
「また、先生の方で言葉の説明をしようとしても、そもそも単語を知らないから、先生の説明が通じない。」
「だから、『どれたけ単語の意味を知っているか』が一番大事」
とのことでした。
話を聞いていて、「なるほどな」と思いました。
と同時に、思うところもありました。
国語が苦手な人も
「国語が苦手」という生徒がいます。
そうした生徒の共通点として
「言葉を知らない(語彙が少ない)」
ということが挙げられます。
話をしていても
「こんな簡単な言葉の意味を知らないのか…」
と感じることが多いです。
こうした生徒の対応は、非常に難しいです。
こちらでどれだけ説明しても、言葉の意味がわかっていないので、
「はたしてきちんと通じているのか」
という不安が残ります。
また、解説を読んで理解させようと思っても、
「書かれている解説の意味がわからない」
ので、理解できません。
「言葉の意味を知らないから、会話にならない」
という、いとこの話と、かぶるような気がしました。
いかに語彙を増やすか
英語であれ、国語であれ、結局言葉の意味を知らなければ、会話が成り立たないんだな。
そのように思いました。
そして、英語や国語の力を伸ばすには、結局
「言葉を覚える」
という、地道な行為を積み重ねることしかないのではないか。
いとことの会話を通して、そのように感じました。
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