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猿田塾

第1回総合テストの平均点推移

2024/9/5

結果出る

1回目の総合テストの結果表が出てきています。

今回はどの学校とも

「例年と比べて、平均点が低い」

という印象を受けています。

果たしてその認識は正しいのか。

実際に数字で見比べてみました。

過去4年間の数字

当塾の生徒で、在籍数が多い出身校

「堀金中」
「豊科北中」
「豊科南中」

の平均点を並べてみます。

堀金中

2021 239.1
2022 246.5
2023 214.5
2024 218.8

豊科北中

2021 252.1
2022 251.6
2023 237.2
2024 230.5

豊科南中

2021 259.8
2022 243.1
2023 251.9
2024 229.6

過去4年間の中で、「豊科北中」「豊科南中」は、今年が一番平均点が低い。

また、「堀金中」も、去年よりは高かったものの、一番低かった昨年と同じくらい低い、と言ってもいいのかな、と思います。

昨年から難化傾向

さらに、他の中学の数字なども見比べてみると、

「2023年(昨年)を境にして、平均点が20点以上下がっている」

という中学が多いです。

つまり、

「昨年から、1回目の総合テストの平均点が、大幅に下がっている」

ということが言えるのかな、と思います。

ということは、昨年あたりから、

「1回目の総合テストの難易度が上がっている」

と言えそうです。

今後の予想

また、第1回~第4回までの総合テストの、各学校の平均点推移も見比べてみたのですが、だいたい

「1回目が一番平均点が低く、2回目以降は平均点が上がる」

傾向にある学校が多いです。

なので、今後はもう少し解きやすい、点数が取りやすいテストになるのではないかと思います。

必要以上に「落ち込まない」

受験生の皆さんのほとんどが、今回の総合テストで結果が悪かったのだろうと思います。

実際に生徒の結果を見ても、かなり悪いです。

ですが、それは

「テストが難しすぎた」

ということが1つの原因です。

なので、今回の総合テストで点数が悪かったからといって、必要以上に落ち込まなくてもいいのかな、と思っています。

ただし、だからといって

「すべてが難しいテストのせい」

という訳ではありません。

1回目の総合テストは、だいたいどの学校でも平均点が低くなりがちですが、その理由は、

「テストの難易度が急に上がる」

ということの他に、

「受験生が、テストを甘く見ている」

ということも、原因として挙げられます。

夏休み、

「まだまだ受験は先だ!」

と遊び呆けていた人はいないでしょうか。

そうした人は、そのままの認識でいたら、今後も点数は伸びません。

夏休みに頑張った生徒は、今後点数は上がっていくので、必要以上に落ち込まなくてもいいです。

が、夏休みに「のほほん」と過ごした人は、今後の総合テストでも、相当厳しい「現実」を突きつけられます。

今すぐに態度を改め、直ちに勉強に取り組むようにしてほしいと思います。

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