正確に「書き写せる」か?
2024/9/9
思った以上にできない
生徒を指導していて驚くことはいくつかあります。
その中で一番感じることは
「書いてある内容を、正確に『書き写す』ことができない」
ということです。
大人としては
「そんな簡単なことができないの?」
と思われるかもしれません。
ですが、生徒を指導していて、想像以上に多くの生徒が、この
「正確に書き写す」
ということができません。
正確に書き写せないと…
例えば、英単語の練習をノートにやらせようとします。
教科書に書いてある単語をノートに書いて、繰り返し書く。
これが正確にできない。
教科書に書かれている英単語を、正確に書き写せないため、間違ったまま、気づかずに練習してしまっている。
こうしたことは、ざらにあります。
また、数学の計算問題。
問題に書いてある式をノートに正確に書き写せていないため、答え合わせをしても、答えが合わない。
どこが間違っているのかチェックしようとしても、そもそも問題自体が間違っているので、修正できない。
そこで時間をロスする、ということが多く起こります。
低学力層に顕著
この
「正確に書き写せない」
というのは、低学力層に顕著に表れます。
「書き写す」という行為も、ある程度の訓練が必要だと感じています。
低学力層の生徒たちは、「反復練習」が足りていない印象です。
なので、「正確に書き写せない」のだろうと思います。
「正確に書き写す」ことができるだけでも、問題演習の効果に、雲泥の差が出ます。
なので、特に小学生のお子様に関しては、
「正確に書き写す」
ことができるかどうか。
ご家庭でまずはチェックしていただけるといいかな、と思います。
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