「内申点」について感じていること
2025/1/27
受験で重要な「内申点」
高校入試においては、試験当日に行われる「学力テスト」が重要です。
それと同じくらい重要なのが
「内申点」
です。
普段の学校での授業態度などについて、先生方が評価するものです。
この「内申点」ですが、どちらかというと「否定的」に言われることが多い気がします。
その一番の理由としては
「学校の先生の好み」でつけられる
ということなのだろうと思います。
テスト結果は「客観的に、数値」で出るけれども、内申点は、先生の「主観」によってつけられる。
だから、
「先生に好かれるかどうか」
が大事になってくるので、フェアじゃない。
おそらくこうしたことが理由なのではないかと思います。
「内申点」についての、私自身の感じ方
私も、以前はどちらかというと
「内申点否定派」
でした。
テスト結果で、数値の高い順に上から取っていく。
それが最も公平で、生徒の実力が客観的に評価できるのではないか。
そう思っていました。
ですが、最近はちょっと違う感想を持ってきています。
あくまでも個人的な感覚ですが、
「先生の好みで、不当に低く内申点が評価されている」
ということよりも、
「生徒自身に、内申点が低く評価される原因がある」
と感じることの方が、多いからです。
先生と「同じ感覚」
というのも、生徒と接していると、
「この生徒の内申点は、だいたいこのくらいかな」
という予想をするようになります。
こうした予想は、だいたい当たります。
そして、一番「内申点」について思うのは、
「テストの結果は良いのだけれど、内申点は低い」
という生徒と接するときです。
テストの点数は80点を取っている。
だけど、内申点は「3」。
生徒自身としては、当然不満が出ると思います。
ですが、こういう生徒を塾として指導してみても
「なるほどな…」
と感じられることが多いです。
一言でいうと
「非常に教えにくい」
ということが言えます。
具体的に言うと
・こちらのアドバイスに耳を貸さない
・自分の主張ばかりしてくる
・宿題を出したとしても、なんだかんだ言って、結局やらない
などなど。
指導する立場からすると、
「非常にやりにくい生徒」
ということが言えます。
なので、
「内申点の評価が低くなっても、仕方ないよな…」
と思ってしまう。
最近は、そのように感じることが多くなってきました。
「自分自身の問題」として考えられるか
こうした生徒に一番感じられるのが
「自分の評価が低いのは、先生のせい」
と、他人のせいにしてしまっているところです。
こうした姿勢では、いつまで経っても「内申点」という形で評価されることはないように思います。
そうではなく、
「自分自身の授業態度、姿勢のどこが悪かったのか」
という点を、一度考えてみる。
どこが悪いのかわからなければ、先生に尋ねてみる。
そうやって、批判の矢印を「自分自身」に向けて考えてみる。
そうした姿勢を身につけられると、内申点というものは改善されるのではないか。
そして、そうした態度で「内申点」というものと向き合った方が、人間的に成長するのではないか。
そのようなことを思いました。
本音
入試というのは、選ばれる生徒の立場に立って考えられがちです。
が、一方で選ぶ先生方の立場からすれば
「優秀な生徒を取りたい」
というのが本音だと思います。
その際に、
「勉強はできるけれども、教えにくい生徒」
「勉強はイマイチだけれども、教えやすい生徒」
どちらの生徒の方を「取りたい」と思うのか。
私自身は「後者」の生徒を教えてみたい、と思います。
入試の時点では学力が低くても、授業態度、姿勢がよければ、入学後に成長する可能性が高い。
そう考えます。
もっと正直に言えば、
「教えやすい生徒、素直な生徒に教えたい」
ということです。
入塾条件として「内申点を基準にしようかな」と、真剣に考えてもいます。
「採用する側」という立場から考えると、「内申点」というのは、必ずしも悪い側面ばかりではない。
そのように思っています。
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